原英莉花がメジャー連勝、20年国内最終戦で完全V達成「自分にとって大きな一歩」
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＜JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　最終日◇29日◇宮崎カントリークラブ（宮崎県）◇6,543ヤード・パー72＞
今年の国内メジャー2戦目の「日本女子オープン」を制し一皮むけた原英莉花が、今度は宮崎の地でメジャー連勝を果たした。これで原はツアー通算3勝目。
大きな優勝を決めた。
原英莉花の貴重なスーツ姿はここだけ【写真】
初日にトップに立つと、2日目、3日目とその座を明け渡すことなく、最後まで走り続けた。最終日は、初日にイーグルを奪った2番のパー5でボギーが先行したが、その後はしっかりとパーセーブをしつつバーディも奪取。一気に逃げ切った。
「今週は国内最終戦ということもあって、最後の力を振り絞った。大きな一歩になったんじゃないかと思います」
師匠のジャンボこと尾崎将司から常に叱咤されてきた原。
豪打に加え、得意とするアイアン、そして小技も光り、見事に難コースをねじ伏せた。圧巻のゴルフでつかみ取った勝利。「勝負をすることに対しては執着しているので、勝負強さを磨いていきたい」と、ジャンボ顔負けの強さを手に入れるため、原自身が語ったように大きな一歩となったに違いない。
昨年6月のツアー1勝目から2勝目をメジャーで獲って、さらには3勝目もメジャー。10日から開幕する「全米女子オープン」（米国テキサス州）に向けて、ますます勢いに乗った原の快進撃に期待せずにはいられない。

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