1月29日から12月1日までの3日間、シンガポールで開催されている東南アジア最大級のアニメイベント「C3AFA Singapore 2019」には様々な日本企業が出展。

初開催時から参加し、最も広いエリア誇る「バンダイナムコエンターテインメント」では、『ガンダム』のプラモデルや『ドラゴンボール』、『鬼滅の刃』などのフィギュア展示・販売から、『ワンパンマン』や『ソードアート・オンライン』などのゲームを試遊まで揃えていた。


同社にとって、シンガポールは西南アジアに向けての情報発信ができる場所であり、同イベントは見本市としてマーケティング戦略を立てる上で重要視しているそう。シンガポールでプラモデルやフィギュアを求める人は年々増えており、その理由が動画配信サイトなどによって日本で人気のコンテンツがそのままシンガポールなどでも人気を得ていることが背景にある。

担当者も「以前と比べて地域に合うかどうか一から考える必要はなくなり、そのまま持って来ても同じように盛り上がるので仕掛けやすくなった」と語った。

また、同イベントの女性来場者が増えたことにより、今回のように、『鬼滅の刃』や『僕のヒーローアカデミア』など女性に好まれるフィギュアを展示する機会が増えた。今後については、「最初はガンダムから始まって、フィギュア、ゲームと出展物を増やして行きましたが、アニソンもすごく盛り上がっており、弊社もコンテンツを持っているので出していきたい」と語った。

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取材協力:C3AFA Singapore 2019