5月18日に卒業公演を迎えるアイドルグループNGT48の山口真帆が6日、パシフィコ横浜で行われた最後の握手会に登場した。ファンやメディアからは厳戒態勢のなかで行われた握手会を「隔離」と訴える声も上がっていたが、ファンとの握手は“なし”とされ会話のみが行われ、山口は「一人ひとりと目を合わせることができる握手会が大好きでした。

たくさんの思い出をありがとう。この日のために生きていたんだと思うくらい幸せでした」と挨拶した。

 そんな一方、NGTのあるメンバーとは自宅に呼ぶほど親交があるにもかかわらず「私はNGTのメンバーとは関わりがない」と発言したことで炎上しているのが、4月に卒業公演を無事終えた指原莉乃だ。

「問題となっている発言は3月に放送されたテレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際のものですが、指原は以前、自宅にNGTの荻野由佳を招いてネットで生配信までしていました。指原が後輩を自宅に招くことは珍しくはないのですが、所属グループ以外のメンバーを呼ぶことはあまりありません」(業界関係者)

 荻野といえば、一部NGTファンの間では、今回の暴行事件の黒幕の一人ではないかという噂が広まっており、その真偽は定かではないものの、時を同じくしてファッションブランドがプロモーションに起用した荻野を開始からたった1週間で取りやめるなどして話題を呼んでいた。

「この発言も炎上の原因でしたが、それよりも今月放送された同番組内で(AKBグループの総合プロデューサーの)秋元(康)さんをかばったことも、ファンからすると気に食わなかったようです」(同)

 5月5日に放送された『ワイドナショー』内で指原は、次のように説明した。


「言って良いのか、わからないんですけど、会社側が勝手に動いてしまっていて、本来相談すべき秋元さんに相談も報告もせずにNGTの今後の動きなども先に発表してしまったり」

「(AKS側の)トップが代わった瞬間から、秋元さんがクリエイティブだけのプロデューサーにはなっていたので、それをきっと真帆ちゃんに、唯一間に立って話せる人がいるんですけど、その人づてに励ましの声をかけていたって話は聞いてます」

 この発言を受けてネット上では、

「指原は荻野との関係をなかったことにしたいし、秋元も本件とは無関係なことをアピールしたいから、共謀して知らんぷりを貫いているんだろう」

「指原は卒業したから今後はもうコメントすべき立場ではなく無い?」

といった声が上がり、指原への批判が広まっているのだが、事情を知る関係筋は語る。

「指原が言うように、今回の騒動への一連の対応について、秋元さんは完全にノータッチで、運営元から報告も受けてなければ指示もしていません。卒業早々に世間から批判に晒され、微妙な立場になってしまった指原を心配する声も、周囲からは聞こえてきます」

 新たな門出で幸先の悪いスタートを切ってしまった指原だが、これまで同様に必ずや今回の逆境も乗り越えてくれるだろう。
(文=編集部)