1979年から2005年にわたって人気アニメキャラクター・ドラえもんの声を務めあげた女優・大山のぶ代。今年、認知症であることが公表されたが、声優人生26年間の日々を描いたドラマ『ずっと一緒だよ ~声優・大山のぶ代物語~』が、NHK BSプレミアムにて12月13日に放送されることが決定した。


【関連】ドラえもん<フォトギャラリー>

 今や世界中で愛されているドラえもんだが、初期のドラえもんは一人称が “おれ” であったり、のび太に乱暴をしたりと今とはかけ離れたものだった。そこで大山は、一人称は “ぼく” に、目上の人には敬語を使う、友達は大切に…と、ドラえもんを通して子供達に大切なメッセージを送り続けようとしてきた。

 ドラマでは、ドラえもんを通し、母なる存在として子供たちに夢と勇気を与えようとした大山が、声優仲間たちと歩んだ26年間を描いていく。大山役を務めるのは女優の鈴木砂羽。このほか、しずかちゃんを務めた声優の野村道子役に田中美里、のび太の声優・小原乃梨子役に猫背椿、スネ夫の声優・肝付兼太役に鈴木拓ドランクドラゴン)、大山の夫・砂川啓介役に豊原功補がキャスティングされた。

 ドラマ『ずっと一緒だよ ~声優・大山のぶ代物語~』は12月13日22時放送。