俳優の三浦貴大と安藤政信が10日、ダブル主演を務めるテレビ東京の新ドラマ『神酒クリニックで乾杯を』の記者会見に出席。安藤は過去の出演作品のセリフをアドリブに引用していることを明かした。


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 医療事故で患者を死なせてしまったことで働き場所を失い、VIP専門の「神酒クリニック」で働くことになった若き医師・九十九(三浦)と神酒院長(安藤)を中心に、さまざまな事件や無理難題に挑む医師、看護師たちの姿を描き出す。

 主題歌をASIAN KUNG‐FU GENERATIONが担当し、第1話ゲストの国交大臣役で小林幸子が出演するなど、豪華な顔ぶれが目を引くが、三浦は「アジカンさんは僕も昔から聴いていたので嬉しいです。ゲストの方も毎回豪華で、普段、なかなか芝居でお会いしないような方とお仕事ができるのが刺激になっています。どんな風に映像で映っているのか僕も楽しみです」と語る。

 安藤は、一流の外科医という設定だが「医療に関してはちょうど(医師役を)『コード・ブルー』でやってたので」といきなり他局の出演ドラマの名前を出し、さらに、女医役の松本との共演についても、前クールで他局のドラマ『ブラックスキャンダル』で共演したことに触れ「(前作では役柄で)彼女にとんでもない酷いことをしてしまったので…(苦笑)、今回はちゃんと最後まで思いやっていきたい」とマイペースに語り笑いを誘っていた。

 松本は安藤とのやりとりを「セッションのよう」と語り「アドリブをたくさん飛ばしてくるし、何をしてくるかわからない」と明かすが、安藤は「台本をあまり読まないので…(笑)」と告白。
「いままでの(出演作品の)覚えているセンテンスを組み合わせて言ってたりしてて、『キッズ・リターン』のセリフも言ったりしてる」と1996年公開のデビュー映画のタイトルなどを挙げ、現場について「この中では一番年上ですが、10歳、20歳も離れてる人たちと芝居するのが楽しい」と笑顔を見せていた。

 この日の会見には、山下美月(乃木坂46)、栁俊太郎、松本まりか、板垣李光人、原作者で現役内科医でもある知念実希人が出席した。

 土曜ドラマ9『神酒クリニックで乾杯を』は、BSテレ東にて1月12日より毎週土曜21時放送。