5月1日に「令和婚」を果たした女優の徳永えりが、7月スタートのドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系/毎週土曜23時15分)で俳優の間宮祥太朗演じる主人公・上妻右の姉役として出演することが発表された。

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 人気漫画家・森田まさのりによる同名漫画を初映像化する本作は、若き漫才コンビの成長を追いながら、さまざまな人間模様を描き出す青春群像劇で、劇団ひとりが演出を担当。
人を笑わせるためなら命がけで何でもやる“学園の爆笑王”上妻圭右(間宮)が、高校生にしてプロの漫才コンビを組んでいた元芸人の辻本潤(渡辺大知)と出会うところから始まり、やがて圭右が辻本と「きそばオートマティック」という漫才コンビを結成、厳しい漫才の道へ踏み出していく姿を描く。

 徳永が演じる圭右の姉・しのぶは、圭右の実家が営むそば店「きそば上妻」で父の手伝いをしなら、お笑い嫌いの父と圭右の間に入って2人を温かく見守る役どころ。徳永は「間宮さん演じる圭右はとてもパワフルで一緒にお芝居を作っていく中で心を揺さぶられる瞬間が沢山あります。その隣にいる辻本役の渡辺さんは、圭右のパワーを優しく大きく包み込んでいて、とてもバランスの良い2人がこの物語を形成しているんだなと感じました」とした上、演出の劇団ひとりについても「我々と同じ、役目線に立って言葉や行動を選んで演出してくださるので、とても新鮮でした」と語る。

 徳永の「令和婚」には、彼女と姉弟の関係を演じる間宮も既に撮影現場で祝意を表し、改めて笑顔で「おめでとうございます!」と述べたという。共演者からの祝福ムードに、徳永も「現場中にお祝いをしていただきすごく嬉しかったです。
最後まで姉として、時に厳しく時に優しく見守れる存在でいたいと思います」と意気込んでいる。

 このほかの上杉家のキャストとして、圭右の父・上妻潔役で俳優の寺島進、母・美津子役で篠原ゆき子も出演。

 圭右の父で「きそば上妻」店主の潔は、かつてはお笑い好きで、店にはお笑い芸人が集っていたが、ある時を境に突然毛嫌いし始め、やがて漫才師を志す息子・圭右とは時に激しく衝突する。演じる寺島は「このドラマは、芸人さんの話ですが、芸人さんというのは本当に大変な仕事だと思います。どんな仕事も同じように大変ですが、続けていくことがとても大事なんだと思います」とコメント。

 圭右の母・美津子はすでに他界しているが、良妻賢母として家族の胸に深く刻みつけられている。
演じる篠原は「ひとに喜んでもらうことが大好きな上妻家。そういう家族だったからこそ、あんなに愛される主人公が育ったんだろうなと思いました」としている。

 土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』は、テレビ朝日系にて7月より毎週土曜23時15分放送。