俳優の染谷将太が主演を務め、俳優の窪塚洋介や女優の戸田恵梨香が共演する映画『最初の晩餐』より、家族の思い出が込められた唯一無二で特別な“通夜ぶるまい”の様子を映し出す予告編が、場面写真と共に解禁された。

【写真】映画『最初の晩餐』場面写真

 本作は、思い出の料理を通じ、亡くなった父を見送る家族の物語。
本作が長編映画デビュー作となる常盤司郎監督が、自身の実体験を元に構想7年を経てオリジナル脚本を書き下ろした。キャストは、主人公・麟太郎役を染谷、その姉・美也子役を戸田、兄・シュン役を窪塚が務めるほか、彼らの両親役を斉藤由貴、永瀬正敏が演じる。

 予告編は、亡くなった父(永瀬)の通夜の夜、母(斉藤)が仕出し屋を突然キャンセルし、「お料理ね、私が作るから」と言い出す場面から始まる。驚きを隠せない美也子(戸田)。そして、運ばれてきた“通夜ぶるまい”は、なんと目玉焼き。みんなが戸惑う中、麟太郎(染谷)はあることに気づく。
それは父が初めて自分たちのために作ってくれた料理だった。次々と出てくるのは、どれも父が残した1冊のノートから作られた思い出の料理。この特別な“通夜ぶるまい”を通じて、亡くなった父との思い出、そして家族も知らなかった秘密までも浮き彫りになっていく。

 場面写真には、通夜で久しぶりに過ごす家族の姿や、亡くなった父と過ごしてきた、ごく普通の家族のたわいない思い出の日々が写し出されており、家族の物語が持つ“特別さ”が、優しくて明るいぬくもりある雰囲気を醸し出している。

 なお、本作のムビチケは7月26日より発売される。前売り特典は、ポスタービジュアルのポストカード、そして常盤監督とは二十年来の交友がある『深夜食堂』の漫画家・安倍夜郎の描き下ろしによる“目玉焼き”イラストが収められたポストカードの2種セット。


 映画『最初の晩餐』は11月1日より全国公開。