1989年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が、2020年の秋に完全新作アニメ化されることが決定。併せて、特報映像が解禁となった。


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 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は、大人気ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズを冠する、初の長期連載漫画。

 かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、“勇者”と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した。時は流れ、勇者に憧れる少年「ダイ」は、魔王から解放されたモンスターたちと南海の孤島・デルムリン島で平和に暮らしていた。しかし、その暮らしも魔王ハドラーの復活により一変する…。

 1991年~92年にはアニメ化もされた本作は、単行本の累計発行部数4700万部を超えるなど、今なお根強い支持を集めている。今回はCGとアニメ作画のハイブリッドで表現され、より迫力の増したアニメーションで完全新作として登場する。
さらにアニメの他にもゲームプロジェクトも同時進行中であることも明らかにされている。

 今回の完全新作アニメ化について、原作者の三条陸は「再びダイたちが帰ってくる日が、今から楽しみです!」とコメント。コミックの漫画を手がけた稲田浩司は「新しいアニメのダイたちが、どんな風に動きまわるのか楽しみにしています」と語っている。そして原案の堀井雄二は「長き時を経て、現在の最新の手法で、再びアニメ化されることになりました。こんな嬉しいことは、ありません」と思いを明かしている。