英王室を離脱したヘンリー王子と妻のメーガン妃が、英メディアのAssociated Newspapersを相手取った裁判で展開があった。ヘンリー王子がメーガン妃の父親トーマス・マークルさんに送ったメールの内容が証拠として裁判所に提出されたという。


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 ヘンリー王子夫妻は昨年、ヘンリー王子との挙式前にメーガン妃がトーマスさんに送った手紙を無許可で掲載した英Daily Mailとその親会社のAssociated Newspapersをプライバシーの侵害で提訴した。2人の主張はDaily Mailがメーガン妃の手紙を故意に編集し、メーガン妃の印象を悪くしたというものだが、2018年5月の結婚式にトーマスさんが欠席したこともあり、メーガン妃と父親の確執が取り沙汰された。

 Fox Newsによると、今回のメールはヘンリー王子側が証拠としてロンドンの裁判所に提出したもの。2人は花嫁の父として招待していたトーマスさんが欠席を決めた後も連絡を試みたという。その時点でトーマスさんはパパラッチに協力して写真を撮らせたことなどが分かっていた。

 ヘンリー王子はトーマスさんに電話を試みたものの、連絡がつかず、メーガン妃の携帯からショートメッセージを何度も送ったという。
ショートメッセージには「トム、またハリーです! あなたとどうしても話したい。謝罪する必要はありません。僕たちは事情を理解しています。ですが、“公にする”ことは状況を悪化させるだけです」といった内容や、「メグを愛していて状況を正したいのであれば、僕に電話ください。あなたがメディアに話さずに済む選択肢が2つあります。説明するので連絡ください。
メグも僕も怒っていません。あなたと話したいだけです」という内容のものがあったという。