【写真】勝つためなら手段は選ばない! カンバーバッチが傲慢なエジソン役を怪演『エジソンズ・ゲーム』場面写真
本作は、発明王エジソンと、彼の最強のライバルであるカリスマ実業家のジョージ・ウェスティングハウスが、米国初の電力送電システムをめぐる壮絶なビジネスバトル「電流戦争」を繰り広げる様を描く。
19世紀、白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは、天才発明家だが傲慢な男となっていた。実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考え、“交流”式送電の実演会を成功させ話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒し、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開け、訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づき…。
今回解禁になったのは、カンバーバッチ演じるエジソンが怒りを露わにするシーンを捉えた本編映像。ウェスティングハウス(マイケル)が交流送電を成功させたと知り、エジソンは「彼はどうやって電球を手に入れた?」とスタッフに問いかけるも、秘書のインサル(トム)含め誰も言葉を返せない。ようやく一人が「ハイラムが…」とライバル発明家の名前を挙げるが、それを遮るように「ハイラムは私からアイデアを盗んだ!」と鬼の形相で怒りを露わにするエジソン。そして「ウェスティングハウスを訴えろ」と息巻くが、インサルから「(交流送電方式での)実演を見るべき」と、冷静に伝えられる。
エジソンが怒りを堪えるように「15年間の成果を盗まれて、よく平気でいられるな。私がシステムを構築したのに」と言う言葉からは、これまでの苦労の日々と発明王としてのプライドが伝わってくるよう。
成功を続けてきたエジソンの歯車が狂いだし、電流戦争は一気に加速していく。果たしてこの結末は…。
映画『エジソンズ・ゲーム』は6月19日より公開。