女優の木村佳乃が主演を務め、吉田羊仲里依紗が共演するドラマ『恋する母たち』(TBS系/毎週金曜22時)第3話が今夜放送。第3話では、与論島に向かった杏(木村)は、失踪し記憶を無くした夫と再会後、斉木巧(小泉孝太郎)に電話をかける。

一方まり(仲)は、夫の不倫相手と直接対決することを決意する。

【写真】与論島で夫と再会する“杏”木村佳乃

 本作は『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』などの漫画家・柴門ふみが2017年から2020年7月まで雑誌「女性セブン」(小学館)に連載していた同名コミックを、『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)や『知らなくていいコト』(日本テレビ系)の大石静による脚本で実写ドラマ化したラブストーリー。それぞれに秘密や悩みを抱える3人の母親たちの、三者三様の運命を描いていく。

 与論島で11年ぶりに夫・慎吾(渋川清彦)と再会した杏(木村)。雰囲気は変わっているが懐かしい夫の声に、杏は幸せだった頃を思い出し思わず涙があふれる。杏を東京からの観光客と思い込んでいる慎吾は、名所の百合ヶ浜などを案内した後、「断崖から夕陽を見たい」という杏のリクエストで、自分が転落して記憶を失くした場所へと連れていく。


 その頃、優子(吉田)は新商品の販売イベントで赤坂(磯村勇斗)と京都の会場にいた。招待客も集まりイベントを開始しようとした矢先、停電のアクシデント。電機系統のトラブルらしいが、修理を待っている時間はない。常務の柳(小松和重)に嫌みを言われながらイベントの中止を決断する優子に赤坂は…。さらにその夜、想定外の出来事が優子と赤坂を待っていた。

 一方、まり(仲)のスマホに音声ファイルが添付されたメールが届く。
開くと、夫・繁樹(玉置玲央)と不倫相手・のり子(森田望智)の衝撃的な会話だった。相変わらずチラつくのり子の存在に、まりは丸太郎(阿部サダヲ)へ相談を持ちかける。そして、不倫相手と直接会うことを決意する。

 観光を終えホテルに戻った杏は、与論島の実家にいる優子の夫・シゲオ(矢作兼)から夕飯に誘われるが、「今夜は一人で考えたい」と断る。11年前、自分と息子を捨てて女と駆け落ちした慎吾は、どんな思いでこの島で暮らしていたのか…。やるせない思いの中、杏は迷いながらも斉木巧(小泉孝太郎)に電話をかける。


 金曜ドラマ『恋する母たち』第3話は、TBS系にて11月6日22時放送。