3日、2019年後期のNHK連続テレビ小説が『スカーレット』に決まり、女優の戸田恵梨香がヒロインを務めることをスポーツ紙などが報じた。各紙によると、同ドラマは高度経済成長期の滋賀県・信楽(しがら)を舞台に、妻や母となってもモノ作りに情熱を燃やす陶芸家・川原喜美子の半生を描くという。



 今年4~9月の朝ドラ半分、青い。』のヒロイン・永野芽郁(19)は、2,000人以上が参加したオーディションに合格。しかし、その後、10月から放送されている『まんぷく』の安藤サクラ、来年4月スタートの朝ドラ100作目『なつぞら』の広瀬すずに続き、戸田はオーディションではなくキャスティングされて出演が決定したという、

 昨年8月にオファーを受けたという戸田は、「1年間1人の女性を演じるのは、止まっているのではなく、ものすごく大きな進化がある。なんてぜいたくな時間なんだろう」と意気込んだというが……。

「戸田といえば、昨年秋にイケメン俳優の成田凌との熱愛が発覚。
朝ドラの放送時期までに関係が発展してゴールインという可能性もなきにしもあらずだけに、起用する側としてはリスクが高いはず。それでも、毎年、後期の朝ドラは大阪局の制作とあって、神戸市出身の戸田が抜てきされたそうです」(放送担当記者)

 とはいえ、これまでNHKの朝ドラ枠は新人女優の登竜門的な位置付けであったはず。

 ところが、ここにきて、実績たっぷりの女優ばかりをキャスティングするのはなぜなのだろうか?

「多少は視聴率のことを気にかけるようになったとか。そのためには、無名の新人では厳しいのが現状。なので、実績のある女優陣に頼らざるを得ないのです」(NHK関係者)

 朝ドラが、すっかり変わってしまったようだ。