5月27日の放送された日本テレビ系『深イイ話×しゃべくり007合体SP』に人気バレエダンサーの宮尾俊太郎が登場。その潔癖でストイックな私生活と、どこかユニークなキャラクターに、放送中からSNSのトレンドワードに宮尾の名前が急浮上したという。



「最近は、テレビに出演する機会は減っていますが、出演するたびにその浮世離れしたキャラクターが注目されて話題になります。本来、もっとテレビから声がかかってもよさそうなものですが、基本的には公演のPR以外の出演に関しては、あまり前向きではない様子ですね」(テレビ雑誌記者)

 とにかくバレエが第一。これも宮尾のストイックさゆえだろう。

 宮尾は、熊川哲也に憧れて14歳でバレエをはじめ、17歳でフランスに留学。帰国後の2004年に、晴れて熊川主宰の「K-BALLET COMPANY OFFICIAL」に入団し、頭角をあらわしていった。

 そして、その端正な顔立ちも注目され、08年には『たかの友梨ビューティークリニック』のCMに出演。
同年には日本テレビ系『アナザースカイ』にレギュラー出演と、メディア展開を加速させていったのだ。

「10年には、人気少女漫画が原作のTBS系ドラマ『ヤマトナデシコ七変化♥』でドラマ初出演。KAT-TUN亀梨和也やNEWS手越祐也などのジャニーズ勢にまじって、女たらしのナルシストなキャラクターを演じて話題になりました」(同前)

 そして同10年には、映画『花のあと』に主演の北川景子の相手役として出演。

「撮影中から北川景子との熱愛情報がマスコミを賑わせました。熱愛を認めることはありませんでしたが、北川の自宅から出てくるところもキャッチされていましたから、そういうことだったのでしょう」(芸能リポーター)

 しかし、この交際が終わっていたことを、宮尾は思いもよらぬ形で知ることになったという。

「同作品の完成披露パーティーの席のことです。
熱愛報道のあった2人の関係について探ろうとリポーターたちが群がりましたが、北川は宮尾の目をみようともしない。あまりのよそよそしさに、次第に宮尾の表情が曇っていき、最終的には宮尾からも笑顔が消えていきました。肉食系の北川の、ほんの“つまみ食い”だったことを、あの場で宮尾は知ったのでしょう。その後、破局が伝えられました」(同前)

 その後、宮尾のテレビでの活動は激減。映画にいたっては、その後、一本も出演していない。

「実は、芸能活動がさかんであった裏に、宮尾のケガがありました。
公演に出られないぶん、広告塔として役割を果たそうとしていたわけです。そんな中で、北川に強烈なトラウマを負わされたわけですから、メディアを敬遠したくなる気持ちも分からないではありませんが」(同前)

 ナイスキャラなんだが……。