アンゴラ村長公式ツイッターより

 吉本興業の〝闇営業問題”の傷が癒えぬなか、テレビ各局は身辺が安全な芸人コメンテーター探しに奔走している。テレビ関係者は「例えば、宮迫博之さんなんかは、かつてフジテレビ系『バイキング』にレギュラー出演していました。

一歩間違えれば、大変なことになっていた」と話す。

 もっか注目されているのは、すっかり好感度コンビとなった「サンドウィッチマン」。ただ、いかんせん当人たちが超売れっ子で、各局はスケジュールの奪い合い。加えて「最近になってギャラのグレード(格)が上がったと評判です」(お笑い関係者)という。

 そこで浮上しているのが、格安ギャラで出演してくれそうな某お笑いコンビの”片割れ”だという。

「2017年の『キングオブコント』で2位となり、ブレイクした『にゃんこスター』のアンゴラ村長です。

彼女のSNSは荒れ気味ではありますが、独特の感性と洞察力を持っている。自分の考えをズバッというところもいいですね」(前出・テレビ関係者)

 なかでも話題となったのが、アンゴラ村長が9月10日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)で披露した「プリンの話」だ。相方のスーパー3助とは現在同棲中で、ゆくゆくは結婚も考えているというが、アンゴラ村長は一緒に行ったカフェでの3助のふるまいに幻滅したという。

「3助さん、最初は『美味しい』とか、写真を撮ったりして、大切そうにしていたのに、半分くらいになったらスマホを見だしたり、プリンがあるのが当たり前になって。店を出る時になったら残りのプリンをかき込んで食べたんです。そのプリンが自分に思えてきて」

 その上で、アンゴラ村長は「最初はカワイイとか言ってたのに、今はいることが普通になって。

今25歳で、私の80歳までとかの残りの人生まだ残っているのに、(プリンのように)かき込まれてしまうような気がして」と不安を吐露した。

 こうしたアンゴラ村長の発言にネット上では、「なかなか深い例え話」「めっちゃわかる」「切ない」と共感の声が殺到した。

「彼女は子供向けの縄跳び教室もやっており、NHKの教育番組にも堂々出れる立場。言うまでもなく、闇営業とは無縁のところにいる。煮え切らない態度の相方の目を覚ます意味でも、ピンで芸人コメンテーターとして活動しても面白い。地頭は間違いなくいいですから」(テレビ誌ライター)

 そろそろ仕事面では”独り立ち”してもいい頃か?