いつもはシャワーのみで済ます私ですが、このシーズンに限っては例外。湯船にお湯を溜めて、“ザブン!”と体まで浸かります。

でも、もうちょっと温まりたいかな……。それこそ、家にサウナがあればいいんだけど!

そこで、今回はコレにご登場いただきましょう。サウナは設置できないけども、テントを張るくらいはできる。アイデアグッズブランド「BIBI LAB(ビビラボ)」が今月より発売している『ぼっちてんとサウナ』(税別3,600円)は、いわば“テント式サウナ”であります。

というわけで、画像をご覧ください。……大胆な。
その名の通り、湯船の上にテントが張ってあるじゃないですか!
家のお風呂がサウナ空間に! 「ぼっちてんとサウナ」
浴槽にテントを張ると、サウナになる!

さて、ここで少しの脱線を。昨年5月、同ブランドより『ぼっちてんと』なる商品が発売され、非常に話題となりました。
こちらは、いわば“デスク周りに張るテント”。ネットカフェのように周囲との接触を遮断し、紛れもないプライベート空間を作り上げることを目的にしていました。
家のお風呂がサウナ空間に! 「ぼっちてんとサウナ」
『ぼっちてんとサウナ』の前身!? こちらは、あえて“ぼっち”を肯定する『ぼっちてんと』だ。

「コミュニケーション能力重視の現代社会への反骨心から、あえて“ぼっち”を肯定する姿勢を表明するために投入した製品です」(担当者)
結果、確かに“ぼっち”にはなれました。一方で「暑そう」「熱がこもりそう」等のネガティブな意見も寄せられた模様。
しかし、七転び八起き。これらの声をヒントに「こもる熱を有効利用する」コンセプトで企画したのが、今回の『ぼっちてんとサウナ』なのです。
家のお風呂がサウナ空間に! 「ぼっちてんとサウナ」
『ぼっちてんと』には、「暑そう」「熱がこもりそう」といった声が寄せられた。

では、『ぼっちてんとサウナ』の使用法について。いや、説明するまでもない。何しろ、難しい組み立てや工具使用の工程はないのだから。ポーチから取り出すとテントは“ポンッ”と開くので、それを浴槽に置くだけです。
サイズが浴槽に合わないときは、お風呂カバーを使えばバッチリ!
基本は、40度のお湯を浴槽に溜める→浴槽に『ぼっちてんとサウナ』を置く→10分後に入浴→5分後に休憩をはさむ、という手順が推奨されています。これで、テント内部は室温+10℃、湿度+30%ほど上昇し、サウナ空間となるのだそう。
家のお風呂がサウナ空間に! 「ぼっちてんとサウナ」
ビフォアアフターで、室温+10℃、湿度+30%ほど上昇。サウナ空間だ。

ここからはもう、完全なる夢空間です。フェイスパックやマッサージなど他の美容法と組み合わせたり、雑誌やスマートフォンを持ち込み「ながら」でサウナを楽しんだりと、様々なスタイルでの活用が可能に! しかし、これもやはり“ぼっち”気分だな……。
「そもそも自宅のお風呂に入る際、大抵は“ぼっち”であると考えています。読書や音楽を楽しんだり、歌ったり、考えたり、自分の体と向き合ったり……。
生まれたままの姿で、誰にも邪魔されず満喫できる空間がお風呂です。その“ぼっち”空間において更にこもり、“ぼっち”を堪能するためのアイテムとして、この『ぼっちてんとサウナ』が役立てば幸いです」(担当者)

その他、皆さんが気になるであろう点は、あらかじめ私が聞いておきました。まず『ぼっちテント』の内部って、暗くなりすぎませんか? 読書とかもしたいんですが……。
「問題ありません。薄い色の生地を採用しており遮光性は低いため、お風呂内の光があれば十分に読書などが可能です」(担当者)
じゃあ、もう一つ。テントの内部は、息苦しくなったりしませんか?
「側面に3つ付いているメッシュ窓で温度調整、換気が行えます。
お風呂の大きさや温度、その日の体調などで内部の温度や湿度の感じ方が異なりますので、無理せず微調整しながら楽しんでいただければと思います」(担当者)
使用後は水洗いして風通しの良い場所で乾かせば清潔だし、小さく折りたたんでポーチに収納できるため保管場所には困りません。
家のお風呂がサウナ空間に! 「ぼっちてんとサウナ」
メッシュ窓が3つ付いており、温度調整できる。

これ、良さそうですなぁ。筆者は男なのですが、なんだか女子力が上がりそうです。とりあえず、フェイスパックを買ってこようかしら?
(寺西ジャジューカ)