以前、テレビを観ていたら、吉川ひなのが「耳の裏の匂いが好き」と言いながら共演者の匂いを嗅いで回っていた姿を目にしたことがあります。あの子、変わったフェチなんだな……。


一方、こちらは"猫好き"の間でスタンダードな嗜好。実は、愛猫家の中で「猫のおでこの匂いが好き」という声がかなり多いそうなんです。
そこで、誕生しました。フェリシモが12月より発売している『あの猫に顔をうずめたみたい? モフモフおでこの香り ファブリックウォーターの会』(税抜1,200円)は、まさにあの「おでこ」の匂いを再現しているそう。これをまくらや毛布に吹きかければ、"クンカ、クンカ"と、存分に猫のその香りを楽しむことができます。
クンカクンカ!猫のおでこの香りがするファブリックウォーターを試してみた

「猫を後ろからすくい上げるように抱っこすると、ちょうど人間の顔の下に猫のおでこが来ます。
だから『おでこ』って、猫好きの馴染みの場所なんです」(担当者)


弱点ポイントである「おなか」辺りをなかなか触らせてくれぬ猫は少なくない。でも抱っこの体勢に入りさえすれば、自然な流れで「おでこ」には接触できてしまう。結果、猫好きの間で大好物な箇所となりました。

ところで"猫のおでこの香り"って、どんなですか?
「SNS上で猫好きさんを対象にアンケートを採ったのですが、最も多かったのは"天日干ししたお布団の香り"という声でした。ひなたぼっこするとよく陽が当たる部分だからだと思います。また焼かれた香ばしい雰囲気もあるので、"香ばしい焼き立ての食パンの香り"という意見も上がりました」(担当者)
これ、とにかく一言では言い表せられないそう。
お日様のような、パンのような、なつかしいような、香ばしくて安心できるような……。色んな要素が含まれた、いかにもな香りがするというのです。
う~ん、知りたい。言葉で表現できないのなら、実際に嗅ぐしかない。……というわけで、このファブリックウォーターを実際に取り寄せました!

はい、届きました!
クンカクンカ!猫のおでこの香りがするファブリックウォーターを試してみた

パッケージには、上目使いでおでこをアピールする可愛い猫が描かれてます。否が応でも、期待値をギュンと上昇させるぞ。
さて、これをどこにシュッシュしようかしら……?
「猫は毛足が長いですから、ふわっとした起毛素材のものにかけると臨場感が出ると思います。寝具周りのものやクッションにかけて、クンカクンカしていただければ(笑)」(担当者)
なるほど! じゃあ、毛布にかけてみようかしら。シュッシュ。
クンカクンカ!猫のおでこの香りがするファブリックウォーターを試してみた

じゃあ、嗅いでみます。クンカクンカ。……あぁ~香ばしいねぇ! そして、ウォーターが乾き始めたと同時に、お日様の香りも現れてくる。
"香ばしさ"と"お日様"が融合すると、食パンのテイストも出てくる。確かに、一言では言い表せられない!
「ブランケットや毛布や枕にかけていただくと、猫のおでこの香りに包まれながら眠りにつくことができます(笑)」(担当者)

そんなこのファブリックウォーターのターゲット、猫を飼いたくても飼えない人はもちろん、"猫飼いさん"も含まれています。
「抱っこされたり、顔を近付けられるのを嫌がる猫もいます。飼っている猫のおでこへグリグリしたいのにできない人。そんな方々にも、ぜひ楽しんでいただきたいですね。あと、飼っている猫の匂いと比べてみたりするのもいいと思います(笑)」(担当者)

この"猫のおでこの香り"、実は海を渡っています。
なんと、海外で話題になっているというのです。
「日本からの影響により台湾・中国でも猫ブームが起こっているのですが、中国語Twitterでファブリックウォーターについての盛り上がりが起こったり、海外のまとめサイトでは『日本人がやってくれた!』『自分もこの香りが好き。どこで買えるの?』といったコメントを見ることができます。またアメリカでも人気を博しており、猫好きさんが思うことの共通性を感じました」(担当者)

猫を抱いているつもりで枕やクッションをギュッと抱き、クンカクンカ。ワールドワイドな嗜好欲を満たすファブリックウォーターです。
(寺西ジャジューカ)