連続テレビ小説「なつぞら」 
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
「なつぞら」154話、吉沢亮、清原果耶、安田顕。功労者たちはアミューズ所属

第26週「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」154話(9月26日・木 放送 演出・木村隆志)視聴記録


千遥を抱きしめる泰樹
「なつよ、誰でも年をとる そして深くなるんだ」(内村光良)
このナレーションは153回の「人生の二番だし」みたいなものだろう。
91歳の泰樹(草刈正雄)はだし(年齢)をとってもとってもまだ味が深い。
20年ぶりくらいに再会した千遥(清原果耶)を抱きしめる泰樹。
もともと言葉数が少なくぶっきらぼうだったけど、愛情のあった人だから、幼いなつに名言を語るようなことはもうできず、ただただ「おかえり」と抱きしめるだけがせいいっぱいだったのかなと想像する。

なつにアニメの感想を訊かれて「うん」としか言えず、疲れたと食卓を立つ。加齢で元気がないのだ。
そんな泰樹が無理して雪月まで出向いて、とよ(高畑淳子)にだけアニメに描かれた朝日の感想を語ったことは大事なところだ。同じ体験をしてきた同世代の者とだけ想いを分かち合うこと。
雪月に遊びに行ったなつ(広瀬すず)に、とよがその話をする。


雪次郎(山田裕貴)は「作品」と言い、とよは「まんが」と言う。雪次郎は演劇やってきた人だから「作品」という言葉が自然と出るが、とよは「まんが」という認識なのだ。そういう使う言葉の違いは面白い。なつは「イッキュウさんと私のテレビ」。

雪月は商売繁盛
「ソラ」のおかげで雪月は大繁盛していた。そのため天陽くん(吉沢亮)の包装紙も全国に広がっていくと満足そうな雪之助(安田顕)。
この話をする前に、儲かって儲かってと母と妻が言ってるとき、ちゃんと絵のほうを見ているのだ安田顕は! あんまり映ってないけど。そのあと、改めて絵を見ながら天陽くんのことを語るのだが(回想の天陽くんには清らかな小鳥の声)、その前にも見てるところがいいのだ。それで雪之助のなかにいつだって天陽と絵がある、その本気がわかるのだ。だから当然雪之助は気づいていた、あの絵がソラの原点であることを。
今ならネット記事で「ソラの原点はこの包装紙だった」とかじゃんじゃん出るだろう。のちにアニメ雑誌が誕生して(アニメージュとアニメックが78年に創刊される)、そういう裏話が掲載されるようになるのだなあと感無量。


雪之助、出番は少なかったけど、ほんとうに人情のある素敵な人物だった。その土地に生きる人のいろんな記憶を抱えて共に生きる者に愛情をもっている人という感じがした。
と、ここで発見。吉沢亮、清原果耶、安田顕 「なつぞら」功労者にアミューズが多いとことを。
「なつぞら」154話、吉沢亮、清原果耶、安田顕。功労者たちはアミューズ所属

中川大志がコント要員化
泰樹と千遥の感動の再会に、うるうるして「おじいさん、ただいま」と言う坂場(中川大志)を、泰樹はスルー。
搾乳をやりたいと言うと、なつに「やめたほうがいいと思う」と却下され、アイスをこぼすと「あーあ」という顔をされる。
すっかりダメ男化してしまった。なつに「生きる力を好きになった」と言われた人物がなぜこうなった。「LIFE!」のせいか。まあ存在感を見せるためにはそっちしかなかったともいえるし、生きる力があるからこそ、邪険にされてもへこたれないってことかもしれない。家庭ではダメ男、仕事ではすごい、ってことでよしとしたい。なつと千遥が語り合っているところをそっと聞いてしんみりしていたり、パイプラインミルカーの話になったら俄然、前のめりになったり、彼には彼でいろいろあるのだ。


坂場を冷たくあしらうなつはまるで「おはよう日本関東版」で高瀬耕造アナの「朝ドラ」話をスルーする和久田麻由子アナのようだった。がその朝の涌田アナは「気持ちをもてば皆開拓者です」との高瀬アナの話を受けて一応「そうですね、はい」と笑っていたのだった。

と、ここで思ったのは、剛男(藤木直人)が以前、わざと弱い男を演じていると言っていたこと。女がおばかなふりをしたり、ドジっ子のふりしたりして男社会を生き延びるというやり方があるのと逆パターンもあるのだろう。男の人が引いてくれたことで女が前に出られることもある。いや、男女関係なく、気づいてないところで誰かのおかげでうまくいってることは世の中にたくさんあるのだ。
だから調子に乗らないようにしたいと強く思ったところで、あと2回! 嵐が心配。

【第26週あらすじ】 「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」(最終週) 9月23日〜28日


優(増田光桜)の入学式が行われた1975年春、なつたちのアニメーション制作は佳境を迎えていた。「大草原の少女ソラ」は人気番組となったものの、放送ギリギリの制作が続き、麻子はテレビ局からの催促に頭を悩ませる。ある日、雨の中運ばれてきた動画がぬれてしまうトラブルに見舞われるが、坂場たちの意欲は衰えない。放送は無事終わり、なつは千遥と北海道にやってきた。翌日、季節外れの台風が十勝を直撃。柴田家は停電に襲われ、電化された最新の牧場設備がストップしてしまう。


第155回 あらすじ 9月27日(金)


柴田家の居間では剛男(藤木直人)と照男(清原翔)が古い牛舎を建て替え、新しい設備を導入しようと話していた。多額の借金をして設備投資しようとする照男に対し、泰樹(草刈正雄)は照男のやりたいようにすればいいと言う。その晩、嵐の吹き荒れる中、なつ(広瀬すず)は「大草原の少女ソラ」の劇中の光景と現実が交差するような夢を見る。嵐はどんどん強まり、激しい落雷の音がして…。


第156回 あらすじ 9月26日(木)


嵐の翌日、皆復旧作業に見舞われていた。泥沼と化した天陽の畑では靖枝(大原櫻子)達が使えそうなジャガイモを掘り起こしており、なつ(広瀬すず)と泰樹(草刈正雄)も手伝う。照男(清原翔)と砂良(北乃きい)も散らかった小屋で落胆していたが、再び一からやり直すことを決意。一方、麻子(貫地谷しほり)から次回作について電話を受ける坂場(中川大志)。再び、皆日常の中でせわしなく自分の道を切り拓いていくのだった。
(木俣冬)

【奥原家】
奥原なつ→坂場なつ 広瀬すず 幼少期 粟野咲莉…主人公。戦争で父母を亡くし、兄と妹と別れ、剛男に連れられて北海道に引き取られてきた。高校卒業後、アニメーターを目指して東京に出てくる。同じ会社の演出家・坂場一久と結婚、娘・優が生まれる。
奥原咲太郎 幼少期 渡邉蒼…なつの兄。北海道に預けられたなつをいつか迎えに行こうと東京でひとり生き抜いているところを新宿ムーラン・ルージュの亜矢美に助けられ、職を転々としながら、やがて声優事務所を始める。東京で世話になった光子と結婚。
奥原千遥 幼少期 田中乃愛…なつの妹。親戚に引き取られたが、そこで虐めにあい家出。復員兵に置屋に売られるも、そこの女将さんの養女になる。料亭に嫁入りするため、みなしごだったことを隠さないとならず、なつたちと再会する機会もあったが会わずに去る。離婚問題が持ち上がり、なつたちに頼る。千夏という娘がいる。

佐々岡信哉 工藤阿須加 幼少期 三谷麟太郎…空襲のとき、なつを助ける。孤児院で働きながら勉強し、テレビ記者となる。札幌に異動になったとき、アナウンサーと結婚する。
佐々岡道子三倉茉奈…北海道のテレビ局のアナウンサー(天気予報など担当)。信哉と結婚する。

奥原 父内村光良…日本橋で料理屋をやっていた。絵も得意。家族を思いながら戦死した。
奥原 母戸田菜穂…東京大空襲で亡くなる。

坂場一久中川大志…東洋動画に演出家として入社。東大出のインテリで理屈ぽく、絵にも根拠を求める。こだわってつくったアニメ映画が不入りで責任をとって辞職。なつの代わりに優を育てていたが、マコプラダクションに入り、演出家として復帰する。

坂場優増田光桜…なつと坂場の長女  
杉山千夏粟野咲莉…千遥の長女 なつがつくったアニメ「大草原の少女ソラ」が好き。

川谷とし泉千恵…なつの母方のいとこ。千遥を預かるが戦後の苦しさから虐めてしまう。昭和55年に亡くなった。
川谷幸一岡部たかし…としの夫。
川谷幸子池間夏海…としと幸一の娘。

杉山雅子浅茅陽子…千遥の義母。
杉山清二渡辺大…千遥の夫。浮気して家によりつかない。
杉山春雄春海四方…千遥の義父。千遥に料亭・杉の屋の味を教える。
光山なほ子原日出子…置屋の女将、千遥を養女にする。

上田助川嘉隆…杉の子の板前。

坂場一直関根勤…坂場の父 考古学者。
坂場サト藤田三保子…坂場の母。

【十勝・柴田家】
柴田剛男 藤木直人…柴田家の婿養子。なつの父の戦友で、戦災孤児となったなつを十勝に連れて来た。音問別農協組合で働いている。
柴田富士子 松嶋菜々子…剛男の妻。開拓で苦労してきたので、ひとに優しい。酪農が機械化されて手がすいたので、アイスクリーム屋をはじめようと考える。
柴田照男 清原翔(13 回から) 幼少期 岡島遼太郎…柴田家長男。柴田牧場を継ぐ。
柴田夕見子→山田夕見子 福地桃子(13回から)幼少期 荒川梨杏…柴田家長女。北大に進学し、一時期、制度に囚われない生き方を求めて東京に同級生と駆け落ちという若気の至りを経て、音問別農協組合でたんぽぽ牛乳を開発、雪次郎と結婚し、雪月の経営にも力を入れる。
柴田明美 吉田萌果→平尾菜々花→成海唯…柴田家次女。大学を出てテレビ局に就職。信哉の部下となる。
柴田泰樹 草刈正雄…柴田家当主。幼い頃両親を亡くし富山から北海道に移住、土地を開拓して牧場を大きくした。妻を早くに亡くす。頑固者だが甘いものが好き。その生き方がなつの人生に大きな影響を与える。

阿川砂良→柴田砂良北乃きい… 弥市郎の娘。照男と結婚する。
阿川弥市郎中原丈雄 … 東京から北海道に移住。木彫りで生計を立てている。

柴田地平 吉田隼→小林颯…照男と砂良の長男。天陽の生き方に憧れる。
柴田拓男 吉田奏佑…照男と砂良の次男。

戸村悠吉小林隆…柴田牧場で働いている。貧しい開拓団の八男に生まれ、幼い頃に奉公に出され、泰樹に世話になった恩を感じて尽している。
戸村菊介音尾琢真…悠吉の息子。晩婚だったが妻子がいる(ノベライズより)。

【小畑家】
小畑とよ 高畑淳子…帯広在住。泰樹の昔なじみ。口の減らない元気な人。
小畑雪之助 安田顕…とよの息子。菓子店・雪月の店主。菓子作りに情熱を注ぐ。
小畑妙子 仙道敦子…雪之助の妻。
小畑雪次郎 山田裕貴(13回から登場) 幼少期 吉成翔太郎…雪之助、妙子の長男。高校卒業後、川村屋に修業に出るが、劇団赤い星座に入団する。やがて演劇の夢を諦め、北海道に戻り、雪月を継ぐ。「オバタあんサンド」を開発、人気商品に。
小畑雪見 …嶺岸煌桜…雪次郎と夕見子の子供

【山田家】
山田天陽 吉沢亮 幼少期 荒井雄斗…音問別小学校でなつと同級生になる。東京からやって来た。馬が好き。農業をしながら絵を描き続け、高い評価を得るようになるが、過労から体を壊して夭逝する。なつとは精神的に強いきずなで結ばれていた。
山田正治 戸次重幸…天陽の父。東京から北海道にやって来たが土地が悪く、農業ができず、郵便局で働いていたが、泰樹の協力を得て、土地を蘇らせ、農業に従事する。
山田陽平 犬飼貴丈 幼少期 市村涼風…天陽の兄。天陽が一目置くほど絵がうまい。上京し芸大に通い東洋動画に就職、背景スタッフとなる。マコプロダクションに入り、「大草原の少女ソラ」の背景美術を担当する。
山田タミ 小林綾子…天陽の母。
山田靖枝 大原櫻子…天陽の妻。演劇の手伝いを通して天陽と知り合った。働き者で、天陽亡き後、
土地を守ると誓う。
山田道夫中川望…天陽と靖枝の長男。父なき後、母とともに畑を守ると誓う。
山田彩子古川凛…天陽と靖枝の長女。


【北海道の人々 高校】
居村良子→門倉良子 富田望生…十勝農業高校の生徒。なつの親友。演劇部に入り衣裳を担当する。「白蛇伝説」のラスト、白蛇として登場し喝采を浴びる。演劇部時代は門倉を煙たがっていたが、やがて結婚し、三人の子供を生み育てる。
倉田隆一 柄本佑…十勝農業高校の国語の先生。演劇部の顧問。「魂」が口癖。なつの問題、十勝の伝承を交えて「白蛇伝説」の台本を書く。
門倉努 板橋駿谷 …十勝農業高校の番長。クマとサケを争った逸話をもつ。演劇部に入ったことをきっかけに良子と結婚。なつの作ったアニメ「魔界の番長」の主人公に似ている。
太田繁吉 ノブ(千鳥)…十勝農業高校の教師。ヤギのチーズは牛より「クセがすごい」と言う。


【北海道の人々 農協】
田辺政人 宇梶剛士…音問別農協組合組合長。農協で一手に酪農事業をとりまとめ十勝を酪農王国にしたいと考えている。 
村松 近江谷太朗…柴田牧場と長い付き合いのあるメーカーの人物。奥様封筒をもってくる。

大清水洋森崎博之…十勝支庁長。農協が独立して工場を建設することを認める。

【東京 新宿の人々】
前島光子→奥原光子 比嘉愛未… 川村屋のマダム。西新宿の再開発に伴い、川村屋を野上に譲り、咲太郎と結婚、声優事務所を一緒に経営する。
野上健也 近藤芳正… 川村屋のギャルソン。少し嫌味なところがあるが根はいい人。
杉本平助 陰山泰… 川村屋の料理長
三橋佐知子 水谷果穂…川村屋の店員。川村屋社員寮でなつと同室に。咲太郎を想っていたが諦めて結婚、子育てが落ち着いた後、光子に呼ばれて声優事務所を手伝う。

茂木一貞 リリー・フランキー… 新宿の書店・角筈屋社長。
煙カスミ 戸田恵子… 歌手。クラブメランコリーの看板。ムーラン・ルージュにいた。「大草原の少女ソラ」の主題歌を歌う。
土間レミ子 藤本沙紀…カスミのいるクラブの店員から劇団赤い星座に入団。声優になり、声の特性を生かして少年役で大活躍する。
島貫健太  岩谷健司…咲太郎のいた浅草の劇場の芸人。咲太郎の事務所に入り声優になる。「大草原の少女ソラ」のお父さんの声を担当する。
藤田正士 辻萬長…新宿一帯に顔が効く親分。
松井新平 有薗芳記 …咲太郎のいた浅草の劇場の芸人。咲太郎の事務所に入り声優になる。
岸川亜矢美 山口智子 …元ムーランルージュの踊り子で、おでん屋風車の女将。天涯孤独の咲太郎を助けた。風車を立ち退くことになり日本全国を渡り歩き、ムーラン・ルージュ再建資金を貯めている。雪月に現れる。

亀山蘭子 鈴木杏樹… 劇団赤い星座の看板女優。声優としても活躍するようになる。
虻田登志夫栗原英雄… 劇団赤い星座の俳優。蘭子中心の劇団のありかたに反抗し、独立する。
豊臣遊声 山寺宏一…元活動弁士で声優をやっている。
白本知香子沢城みゆき …新人声優。「大草原の少女ソラ」のソラに抜擢される。
藤井高木渉…外国テレビのディレクター。アテレコに立ち会う。


【東京 アニメーション関係者】
大沢麻子 貫地谷しほり…周囲に一目置かれている才能あるアニメーターだったが、なつや坂場の情熱に勝てないと結婚しイタリアに行くが、戻ってきてアニメ制作会社マコプロダクションを立ち上げ、プロデューサーになる。
下山克己 川島明 …アニメーター。東洋動画からマコプロダクションに。なんでもスケッチするのが習慣になっている。茜と結婚し、二女の父となる。
森田桃代 伊原六花…仕上げ課にいたが、仕上げの仕事が機会化されたためマコプロダクションに移り、色指定となる。あだ名は「モモッチ」。
三村茜→下山茜渡辺麻友…きれいな線を描くアニメーターだったが、下山と結婚、妊娠して退社する。なつが子育てしながら働く際、優を預かる。マコプロダクションが忙しくなると、親に子供を預け、手伝うことになる。
神地航也染谷将太…生意気だが実力は抜きん出た天才アニメーター。経営重視の東洋動画に不満を抱き、マコプロダクションに移る。
下山明子宝辺花帆美… 下山家の長女。「めいこ」と読む。優と仲良し。

石沢祐也大野泰広…マコプロダクション新人制作進行。
町田義一鈴鹿央士…マコプロダクション新人制作進行。
立山久子伊藤修子…マコプロダクション動画チェックスタッフ。
猿渡竜男新名基浩…「百獣の王サム」を企画した。アイデア豊富なアニメーター。
宮田川島潤哉→「キックジャガー」の演出家。

仲努 井浦新 … 実力派アニメーター。なつの才能に最初に気づき、なにかと気を配る。
井戸原昇 小手伸也… 東洋動画アニメーター。坂場のアニメが失敗し、現場を追われる。
山根孝雄 ドロンズ石本…仕上げ課のえらい人。
石井富子 梅舟惟永…仕上げ課のベテラン。なつを鍛える。
堀内幸正田村健太郎…東洋動画スタッフ 芸大出身で、線画のきれいさには定評がある。なつがマコプロダクションに移ると、作画監督を代わりに引き受ける。
中島坂口涼太郎…新人アニメーター なつに鍛えられる。
露木重彦木下ほうか…演出家、第一製作課長
山川周三郎古屋隆太…東洋動画スタジオ所長
佐藤橋本じゅん…製作部長。なつに期待をかける。「キックジャガー」が大好き。
荒井橋本さとし…京都の撮影所から来た制作進行。口うるさい。服が派手。
大杉満角野卓造…東洋映画社長。日本でディズニーに匹敵するアニメを作ろうと東洋動画を立ち上げる。1964年に会長になる。思想色の強い劇団赤い星座を嫌い、その関係者を兄にもつなつを一度は落としたが、そのことをすっかり忘れていた。

その他
焼け跡にいたおばあさん北林早苗…情にほだされなつたちに食べ物を分ける。演じている北林は朝ドラ第1作め「娘と私」の娘・麻里の少女時代役を演じた。
大作 増田怜雄…音問別小学校の生徒。
実幸 鈴木翼…音問別小学校の生徒。
さち 伍藤はのん…音問別小学校の生徒。
花村和子 岩崎ひろみ…音問別小学校の教師。 
校長先生 大塚洋…音問別小学校の校長先生。
高木勇二 重岡漠 …十勝農業高校演劇部。メガネ。門倉に役をとられてしまう。
石川和男 長友郁真…十勝農業高校演劇部。
橋上孝三 山下真人…十勝農業高校演劇部。
ローズマリー  エリザベス・マリー…浅草の踊り子

脚本:大森寿美男
演出:木村隆文 田中正 田中健二 二見大輔 村山峻平
音楽:橋本由香利
キャスト:広瀬すず 松嶋菜々子 藤木直人 岡田将生 比嘉愛未 工藤阿須加 吉沢亮 安田顕 仙道敦子 音尾琢真 戸次重幸 山口智子 柄本佑 小林綾子 高畑淳子 草刈正雄ほか
語り:内村光良
主題歌:スピッツ「優しいあの子」
題字:刈谷仁美
タイトルバック:刈谷仁美  舘野仁美 藤野真里 秋山健太郎 今泉ひろみ 泉津井陽一
アニメーション時代考証:小田部羊一 
アニメーション監修:舘野仁美
アニメーション制作:ササユリ 東映アニメーション

制作統括:磯智明 福岡利武