「ナイキ(NIKE)」が、「エア ズーム アルファフライ ネクスト%(以下、アルファフライ )」の試作品をベースに製作した新作シューズ「ナイキ エア ズーム タイプ」を6月4日に発売する。

【画像をもっと見る】

 ベースとなったアルファフライは、3月1日に行われた東京マラソン2020で日本新記録を打ち出した大迫傑選手が着用していたことでも知られるナイキの厚底ランニングシューズ。

前足部に2つの「ナイキ ズーム エア ポッド」を配置したデザインが特徴で、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)や駅伝などの競技レースで好記録が続出した「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」の後継モデルとして登場し、発表当初から話題を集めている。

 ナイキ エア ズーム タイプは、ランニングの記録更新ではなく、体や足への負担を和らげることを目的に製作。前足部に2つのナイキ ズーム エア ポッドを搭載し、中足部のサポートのためにアルファフライでカーボンプレートが使用されているソール内部にはTPUプレートを採用した。通気性に優れたシュータンは「ナイキ ルナ レーサー」を参考にデザインされ、アッパーには作業過程を感じられるようにと大胆にステッチをあしらった。価格は税込1万8,150円で、SNKRSなどで取り扱う。

【あわせて読みたい】ベースとなったアルファフライは何がすごいのか<NY発表会レポート>■SNKRS