*12:52JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は続落、ソフトバンクGが1銘柄で約24円分押し下げ
12日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり11銘柄、値下がり214銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は続落。
341.77円安の22131.14円(出来高概算11億3000万株)で前場の取引を終えている。

11日の米株式市場でNYダウは大幅に3日続落し、1861.82ドル安と過去4番目の下げ幅を記録した。テキサス州など比較的早期に経済活動を再開した地域で新型コロナウイルス感染による入院患者数が増加傾向にあり、感染第2波への警戒感が強まった。また、米連邦準備理事会(FRB)が景気の悲観的見通しを維持し、V字回復への期待が後退したとみられている。円相場は1ドル=106円台まで上昇。前日に652円安と大きく下落した日経平均だが、本日も米株安や円高を嫌気して390円安からスタートすると、朝方には一時21786.93円(685.98円安)まで下落し、取引時間中としては1日以来となる22000円を割り込む場面があった。
なお、先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)は概算で22071.46円となっている。

セクターでは、全33業種がマイナスとなり、非鉄金属、鉱業、倉庫・運輸関連業、海運業、証券などが下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の92%、対して値上がり銘柄は7%となっている。

値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約24円押し下げた。同2位は東エレクとなり、ファナック、リクルートHD、アステラス薬などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは三井E&Sで6.44%安となった。


一方、値上がり寄与トップは中外製薬となり1銘柄で日経平均を約19円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、塩野義、テルモなどがつづいた。


*11:30現在


日経平均株価  22131.14(-341.77)

値上がり銘柄数  11(寄与度+37.08)
値下がり銘柄数 214(寄与度-378.85)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 16375 520 +18.73
ファーストリテ 63680 360 +12.97
塩野義 6486 51 +1.84
テルモ 4050 8 +1.15
ヤマトHD 2413 23 +0.83
ニチレイ 3070 30 +0.54
明治HD 8370 70 +0.50
楽天 962 10 +0.36
ZHD 449 7 +0.10
長谷工 1360 5 +0.04
中部電 1424 6 +0.02

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5075 -110 -23.78
東エレク 22965 -545 -19.63
ファナック 19710 -490 -17.65
リクルートHD 3769 -154 -16.64
アステラス薬 1715 -86 -15.49
信越化 12240 -410 -14.77
ファミマ 1920 -80 -11.53
エーザイ 8256 -236 -8.50
TDK 10600 -230 -8.29
アドバンテ 5840 -110 -7.93
ダイキン 16300 -215 -7.74
安川電 3695 -190 -6.84
アサヒ 4040 -181 -6.52
スズキ 3765 -174 -6.27
ホンダ 2794.5 -72.5 -5.22
KDDI 3147 -24 -5.19
住友不 2957 -139 -5.01
トヨタ 6774 -131 -4.72
オムロン 7120 -130 -4.68
コナミHD 3620 -130 -4.68


《AK》