男女6人組ダンス&ボーカルグループ「AAA」の西島隆弘(31)がソロ名義「Nissy」として初めて映画主題歌を歌うと、一部スポーツ紙で報じられた。

主題歌を歌う作品は、吉沢亮(24)が主演をつとめる映画「あのコの、トリコ。」(宮脇亮監督、10月5日公開)。

西島自ら詞と曲を書き下ろした「トリコ」(9月30日発売)が使用されるという。

「コンサートのチケットがすっかり“プラチナ化”してしまった人気ぶりのAAAですが、ソロ名義・Nissyとしての活動も好調。今年4月には東京ドームで2日間の単独公演を成功させました。いま、単独でドームを2日間埋めれるアーティストはなかなかいません」(レコード会社関係者)

音楽活動が軌道に乗っている西島だが、俳優としても活動。映画デビュー作は、名匠・園子温監督(56)の代表作「愛のむきだし」(09年)。その後もNHK大河ドラマ「平清盛」やフジテレビ系月9ドラマ「「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などに出演。

演技の評価はかなり高いという。

「園監督作品に出演したのは、ほとんど演技経験がなかったころ。園監督はそれでも抜てきした理由について、『童貞と女装が似合い、アクションにキレがある』と話していたそうです。また故蜷川幸雄さんの舞台『下谷万年町物語』(12年)に出演した際、蜷川さんは西島の演技を『無意識にやっている芝居が瞬間的に、自分の中にそれを身体の中に突っ込もうと脳が一瞬で動いている』と評価。その後も蜷川さんからオファーがあったそうですが、スケジュールの都合で出演でなかったそうです」(芸能記者)

俳優としても今後の活躍が大いに期待される。