(台北中央社)国防部(国防省)は24日、中国人民解放軍の軍用機15機が同日、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。空軍は空中哨戒や無線での警告、地対空ミサイルによる監視、追跡で対応した。


同部によれば、台湾空域を飛行したのはY8対潜哨戒機やSu-30戦闘機、殲10戦闘機、殲16戦闘機など。1 日に飛来した数としては、23日の13機を上回り、米トランプ政権の国務次官が台湾を訪問した昨年9月19日(19機)以降で最多となった。

バイデン新政権は23日、中国に対し台湾への圧力を停止するよう求める声明を発表。台湾が自衛能力を維持できるよう支援し続けるとの立場も示した。また、米インド太平洋軍は同日、「セオドア・ルーズベルト」空母打撃群が南シナ海に入ったと公表していた。

(游凱翔/編集:楊千慧)