隕石が衝突してできた湖、一夜にして赤く染まるという怪現象が発生(インド)


 インド西部のマハーラーシュトラ州には、約5万年前の隕石衝突によりできたクレーターに湛水してできたロナール湖(Lonar lake)がある。

 ところが最近、ロナール湖が、一晩にして赤く変色するという怪現象が確認されたそうだ。その原因はすぐに明らかとなった。
【塩分濃度と藻類の変化による可能性大】

 ムンバイから東へ500キロの地点にある「ロナール湖(Lonar lake)」は、5万年前に隕石の衝突によって形成されたクレーター湖で、観光スポットとしても人気がある。

 「今年水位が大幅に低下したことで湖の塩分濃度が上昇。さらに水温も高くなったために、藻類が大量発生しました」と、マハーラーシュトラ州観光開発社の地質学者がTwitterで説明している。


 暖かい湖で藻類が赤っぽく変色したことで、水がピンク味を帯びた赤色に変化したとのことだ。なお、ロナール湖は過去にも変色したことがあるらしいが、今回は特に著しい変化だったそうだ。

 この数ヶ月、都市封鎖の影響で工場やオフィスが閉鎖されており、汚染された街の空にも青さが戻ってきていた。こうしたことが湖にも影響したと推測する声もある。


 現在、森林局が水質の分析を行い、詳しい原因の特定を進めているそうだ。

written by hiroching / edited by parumo

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