井ノ原快彦が最後のお弁当を作るシーンの撮影では、あまりに緊張したフードコーディネーターの声が入ってしまうハプニングも!

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TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)が『461個のおべんとう』として映画化され、11月6日に全国公開となる。

本作の主人公、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは、井ノ原快彦。そして、一樹の息子、虹輝を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット、なにわ男子に所属する道枝駿佑が演じる。

監督は、『キセキ -あの日のソビト-』『泣くな赤鬼』といった心温まる話題作を撮り続ける兼重淳。

2019年10月1日にクランクインし、同月30日にクランクアップという、およそ1ヵ月撮影が行われていた本作。今回、<461個目の最後のお弁当>を作るシーンの撮影レポートと、新場面写真が到着した。

今回解禁となったお弁当作りの撮影レポートは、親子の約束、高校三年間のお弁当作りの集大成とも言えるシーン。


本作でお弁当を作る場面が多いことから、料理の勉強、特に卵焼きを撮影時間以外でも練習していた井ノ原。撮影中には、卵焼き器を持ち帰り特訓を重ねて、撮影に挑む熱の入れよう。高校三年間の最後のお弁当を作るシーンの撮影は、井ノ原にとって正念場となった。実は、撮影序盤ではお弁当作りに慣れていない設定に合わせて、テフロン製の卵焼き器とヘラを使っていた一樹だが、最後は、取り扱いが難しい銅製の卵焼き器と箸を使って、完璧な卵焼きに挑戦するという難関も待っていたのだ。

撮影では、全現場スタッフが固唾をのんで見守る中、あまりに緊張したフードコーディネーターの声が入ってしまうなどのハプニングもありながら、井ノ原の作った美しい卵焼きの出来映えに、現場では思わず拍手が起こった! ニラの入ったふわふわの卵焼き。フードスタイリストとして、映画やドラマ、CM、広告などで活躍している飯島奈美と岡本柚紀らが本作の料理監修を行っているが、料理のプロフェッショナルからも太鼓判を押された井ノ原は「ここ10年でいちばん緊張したかも」と、満面の笑顔を見せていた。


さらにこのシーンは、一樹のいろいろな想いが駆け巡る最後のお弁当作りの時間。井ノ原は、その想いを一つひとつお弁当箱に詰めていくかのように、真剣でありながらも優しい眼差しで表現している。父・一樹の想いがどのように息子・虹輝に伝わっていくか、虹輝がそのお弁当を教室で食べるシーンも必見だ。また、今回到着した場面写真では、真新しい曲げわっぱを手に満面の笑みの一樹を映しており、中のおかずだけでなく、お弁当箱にもこだわってお弁当作りを楽しんでいる様子が伝わってくる。

当たり前の日常が、当たり前でないことに気付かせてくれる、今、親子の心を通わせるハッピー“ベントー”テインメントが誕生した。



映画情報
『461個のおべんとう』
11月6日(金)全国ロードショー
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、森 七菜、若林時英、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
監督:兼重 淳(『キセキ -あの日のソビト-』)
脚本:清水 匡、兼重 淳
原作: 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。
』(マガジンハウス刊)
配給:東映
(C) 2020「461個のおべんとう」製作委員会

映画『461個のおべんとう』作品サイト
461obento.jp