皿数が多いと洗う順番に迷うし、時間もかかりますよね。4人の子どもを育てる料理研究家のMako(マコ)さんのおすすめはワンプレートごはん。
その理由は?

* * *

マコさんは3男1女の母。子どもたちが育ち盛りのころは、家族6人分の料理づくりは本当に大変でした。子どもたちはおなかがすいている、自分も疲れきっているけどおなかはすいているから「ワンプレートごはんが一番!」だったとか。おかずもご飯もぜーんぶのっけて、小鉢や取り皿やサラダボウルはナシ、同じ皿を6つ洗えばおしまい!という単純さが気持ちをラクにしてくれるのです。
とはいえ、調理にものっけ方にも工夫をするのがマコさん流。野菜もしっかり食べられるよう、レタスやスプラウトなどをたっぷり盛る、ご飯も白いご飯だけでなく混ぜご飯にするなど変化をつけます。
「3色以上の色と、食感が入るようにすると、のっけご飯でも食べ飽きないのよ」。
見るだけで元気になれそうなドーンとした盛りつけには、そんなスパイスが隠されていたのです。

■焼き肉ライス

Makoさんちの運動会の日の定番晩ごはんでした。ナムルは電子レンジで手軽につくって、野菜もたっぷり!
 

■チキンソテーとパセリライスプレート

注目はパセリライスのつくり方。チキンのおいしい脂をこそげ取り、フライパンをきれいにする一石二鳥テクです!

※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2020年9月号より