1962年8月の他界から既に半世紀以上の時間が経過しても、今なおアメリカンアイコンとして注目を集め続けるマリリン・モンロー。
 そんな20世紀を代表するセックスシンボルの私物が、先週末12月6日にアメリカ・カリフォルニア州でオークションにかけられた。



 今までにもたびたび、高額で取引をされてきたモンローの遺品の数々だが、今回のビバリーヒルズのジュリアンズ・オークションでは、ラブレターやアクセサリーなどの身の回りの品々が高額で取引をされた。
 
 特に注目された商品として、モンローが離婚を決意した1955年、ジョー・ディマジオから思い直すように渡されたラブレターの値段は、彼女が翌年に3度目の結婚をした作家アーサー・ミラーにあてたラブレターを大きく上回って取引された。
 ディマジオからの懇願レターは78,125ドル(約945万円)、モンローからミラーへの手紙の値段は43,750ドル(約530万円)だった。

 また、目玉として競売にかけられた、白いレースのブラジャーは、8,000ドル(約97万円)の予想価格を大幅に超えて、なんと20,000ドル(約242万円)という値段で売買された。

 その他の主な商品と取引価格は、黒いビロードのオペラコート 93,760ドル(約1,135万円)、ペンダントネックレス 34,357ドル(約416万円)、リップブラシ 10,000ドル(約121万円)、メイクアップコンパクト 46,875ドル(約567万円)など。