ここでは、さらに深い時間帯である夜1時59分~の“ネオバラ3枠”に注目したい。同枠には、2019年4月から『テレビ千鳥』と『霜降りバラエティ』が参戦。どちらも前述の『ロンハー』や『アメトーーク!』のエグゼクティブプロデューサーの加地倫三氏が手がけた番組で、非常にバラエティー色が強い内容となっている。
『テレビ千鳥』は、大悟の提案でノブが振り回されることが多く、そのやりとりは秀逸。大悟がタバコを吸うシーンや、酒を飲む場面も隠さず放送されているのも特徴で、自由で力の抜けた2人を堪能できる番組となっている。
一方、『霜降りバラエティ』は、上京したての霜降り明星のフレッシュさと若手とは思えない立ち振る舞いで、笑いを巻き起こしている人気番組。先日放送された「霜降り明星の人生を振り返る 東京タワーを階段でのぼろう!」は、東京タワーを登りながら学生時代、2人のコンビ結成秘話、暗黒期などを笑いを交えて回顧する内容で、「ギャラクシー賞を獲るのでは」といった声もあるほど評価が高い。
「テレ朝の深夜には、他にも2時台にくりぃむしちゅーの『くりぃむナンチャラ』、さまぁ~ずの『さまぁ~ず×さまぁ~ず』など、どれもクオリティーの高い番組ばかりです。深夜だから観られない人や、地方に住む人もTVerなどの見逃し配信もあるので、そちらで確認することも可能です」(エンタメライター)
テレビで笑うことが少なくなったと感じているなら、テレビ朝日の深夜枠がおすすめだ。