現在のメッシについて聞かれたイニエスタは「彼は今も僕を驚かせる」と回答し、その理由を次のように話している。
「彼は素晴らしい。試合のたびに、そしてシーズンを重ねるごとに、とどまることなく違いを生み出している。これだけキャリアを積んで多くのことを成し遂げた今なお、彼は人々を驚かせ続けるんだ。こんなことができる選手は他にいない」
メッシはバルセロナの下部組織ラ・マシア時代から違いを示し続けてきたのか。この質問には、次のような見解を示した。
「レオはきっと、生まれたときから常人離れしていたんだと思う。
また、イニエスタはトレーニング時のメッシについても語っている。
「彼の技術についてはみんなも知っていると思うので、ここでは話さないでおくよ。特に印象的だったのは、足元でボールを扱うのをとにかく楽しんでいたこと。彼はいつもプレーしたがっていたし、僕が彼と最初に知り合った時からその姿勢は変わっていない。
4-3-3のフォーメーションでメッシを起用する場合、どのポジションでプレーさせるかを聞かれると、「彼はどんなポジションでもプレーできる」と回答。「最高のインサイドハーフであり、ウイングであり、“偽9番”でもある。彼はハットトリックも決められるし、3アシストだってできる」
実際にピッチ上で共演する時の感覚については、次のように表現している。
「外から見ても素晴らしいプレーをしているように見えるけど、実際に同じピッチに立つと、それがより感じられる。彼が左サイドでボールを持った時、どこでパスを受ければいいのか、どこに走り込めばいいのかが手に取るように分かった。
イニエスタは現在、バルセロナを離れてヴィッセル神戸でプレー。自身の現状についても大いに満足しているようだ。
「ここはバルセロナとは全く違う。別の国だし、異なる形で物事に対峙しなければならない。バルセロナ時代には経験しなかった瞬間を過ごしているし、すごく楽しいよ。