第99回全国高校サッカー選手権大会宮崎県予選決勝戦が8日に開催され、宮崎日大が鵬翔を3-2で下し、初の全国大会出場を決めた。

 試合は序盤に宮崎日大の下青木翼がゴールを挙げるも、鵬翔は味元陽明が同点弾を記録し、前半はドローのまま終了する。
後半に入ると鵬翔は佐藤颯之介のゴールで逆転に成功したものの、宮崎日大も執念を見せて中川司がセットプレーからゴールを奪う。このまま延長戦突入かと思われた終盤、途中出場の和田俊星が後ろからの浮き球パスをダイレクトボレーで叩き込む。スーパーゴールが生まれ、宮崎日大が土壇場で勝ち越した。試合はこのままタイムアップを迎え、宮崎日大が初めて全国への切符を手にしている。