欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、2017-18シーズンのファン投票による年間ベストゴールを発表した。

 受賞の対象となるのは過去12カ月間のUEFA主催の大会で記録されたゴール。
クラブチームおよび代表チーム、女子チームやユースチームなどを含めた11の大会から、それぞれ1ゴールが候補として選出されている。

 総数34万6915票のうち半数以上の19万7496票を獲得し、圧倒的な1位に輝いたのは、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグの現在所属するユヴェントスとの対戦で、当時レアル・マドリードに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが見せた華麗なオーバーヘッド・シュート。UEFAのテクニカル・オブザーバーは「素晴らしいテクニックと熱を見せた」とコメントを寄せている。

 2位には3万5558票を獲得したマルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイェのゴールがランクイン。ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグでライプツィヒ戦で、ペナルティエリア手前から左足の強烈なミドルシュートを突き刺した。

 2万3315票を獲得し3位にランクインしたのは、UEFA U-17女子選手権決勝でみせたスペイン代表MFエヴァ・ナヴァッロのゴール。
ドリブルでペナルティエリアに侵入し、2人交わすと左足を振りぬき鮮やかなゴールを決めた。

 なお、2017はユヴェントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが、2015、16年はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが受賞している。