スペインに本拠地を置く格安航空会社「ボロテア航空(Volotea Airline)」を実体験レポ!座席は少しリクライニングでき、今回のフライトでは出発・到着とも空港でボーディングブリッジを利用するなど、少し意外だった体験も含めて紹介します。
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座席指定なしの無料利用は要注意!オンラインチェックインのタイミング
スペインのLCC「ボロテア航空」空港や機内の様子は?

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スペインの格安航空会社(LCC)「ボロテア航空(Volotea Airline)」は、他社と同様予約からチェックインまでオンラインで手続きができます。
公式サイトは日本語の対応がないので、英語か他のヨーロッパの言語を利用。予約するとすぐオンラインチェックインできますが、その場合は有料で座席シートを指定しなければなりません。座席指定なしで無料チェックインするには、搭乗の4日前から2時間半前までという限られた期間内で手続きをする必要があります。

機内持ち込み荷物は2個までOK
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ボロテア航空では、機内持ち込み荷物の制限が2個までとなっています。2つのバッグのサイズは、1個目が55 x 40 x 20 cm以内、2個目のバッグが35 x 20 x 20cm以内の大きさ。2個目のバッグは、機内では座席シートの下に収納してもいいことになっているようです。
全ての荷物の合計が10kg以内という制限もあり、それをオーバーしてしまうと搭乗口で50€を支払わなければいけなくなるそうですよ。

アリカンテ空港での搭乗口は、一般の航空会社と同じ場所に
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今回利用したスペインのアリカンテ空港の搭乗ゲートは、セキュリティーゲートを通ったすぐの便利な場所。レストランやお土産屋さんが立ち並ぶメインの待合ロビーの中にありました。近くには、充電用のUSBポート付きカウンターも充実しているので、電源を気にせずスマホやタブレットを利用して時間が過ごせそうです。空港内の無料Wifiも利用できました。

機内について
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機内のシートピッチは他のLCC同様広くありませんが、リクライニングが少しできるシートでした。
ただリクライニング用レバーの設置場所が、座席の中央部分の下にあり、リクライニングできることを知らずに使っていない人も。シートモニターや充電用のUSBポートはなく、飲み物や食べ物は、他のLCC同様全て有料です。

空港ではボーディングブリッジを利用
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今回はスペインのアリカンテ=エルチェ空港からフランス・リヨンのサン=テグジュペリ国際空港までのフライトでしたが、どちらの空港でもゲート口から飛行機の乗降口をつなぐボーディングブリッジを利用していました。LCCだとタラップを使うことが多い印象があるので、意外な体験に。

今回のフライトでは、搭乗客の中でパスポートを忘れた人がいたためにトラブルとなって出発が遅れてしまったものの、空港スタッフや機内クルーもフレンドリーで、迅速な対応をしている印象でしたよ。

【ボロテア航空(Volotea Airline)】
公式サイト(英語): https://www.volotea.com/en/

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