デニスは生涯で5回結婚をしているが、ヘンリーは4番目の妻で女優のキャサリン・ラナーサとの間に生まれた息子である。昨年12月に日本公開されたガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち(原題:Restless)』では、死に取りつかれた青年役を好演。「第二次世界大戦で戦死した日本の特攻隊員の幽霊役」で出演した、俳優の加瀬亮と共演していた。
父親に良く似たクールなルックスが魅力のヘンリーだが、このほどある16歳の少女の母親に「娘をレイプされた」と訴えられた。芸能サイト『TMZ』が入手した訴状によると、ヘンリーは共通の友人を通じて、当時15歳だった少女と11年2月に知り合ったという。
その後、フェイスブックを通じて交流を持つようになった2人。
若さゆえの弱さに付け込み、少女をドラッグなどで誘惑して性行為に及んだハレンチな犯罪だ、と少女の母親はヘンリーを激しく非難。少女は現在、精神的に弱っておりプロによる心の治療を受けているそうだ。
ガス・ヴァン・サント監督は、映画『マイ・プライベート・アイダホ』でまだ若くて無名のリバー・フェニックスを起用したことで知られている。それと同じようにヘンリーも、当時まだ18歳で父と同じキャリアをたどることにためらいがあったのにもかかわらず、監督に見いだされた。彼にとっては『永遠の僕たち』が初めての本格的な映画出演で、いきなりの主演であった。
今年2月には、リンジー・ローハンとイチャイチャしながらリカーショップに現れ、ウォッカを買うところがタブロイドに取り上げられるなど、その荒れた私生活が見え隠れしていたこともあるヘンリー。少女の母親の訴えの真偽のほどはまだ分からないが、裁判で詳細が明らかになるだろう。ヘンリー側からのコメントはまだ出ていない。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)