数々の名作に出演し、米映画界の第一線で活躍してきた俳優ロバート・デ・ニーロ(70)。そんな彼がゲイだった亡き父への思いを雑誌インタビューで語った。


『レイジング・ブル』や『タクシードライバー』など、数多くの映画に出演を果たしてきた名優ロバート・デ・ニーロ。しかしその育ちは複雑で、両親はデ・ニーロの誕生後間もなく別居しその後離婚。その目的は父がゲイとしてオープンに生きることだったというが、その父をデ・ニーロはどう思っているのか。このほど『OUT』誌インタビューを受けたデ・ニーロは、その胸中をこのように明かしている。

「僕にとっては、父はいつだって偉大なるアーティスト(画家)だった。そりゃあ、ゲイであることに葛藤していただろうね。
特にあのような小さな町ではね。」

また父のセクシュアリティについて、デ・ニーロはこうも語った。

「父と、もっとそのことについて話しておけばよかったよ。でも母はいろんなことを話し合いたがる人じゃなくてね。それにある程度の年齢になると、興味も失せてしまうものさ。」

デ・ニーロと父は、ともに野球を楽しむような父子の関係にはならなかったとのこと。しかしそれでも絆は強く、父から受けた愛は深かったとデ・ニーロは子供時代を振り返っている。

※画像は、facebook.com/TheBigWeddingMovieのスクリーンショット。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)