ランカシャー州モーカムに住むキンバリー・レイサム・ホークスフォードさん(24歳)は、今から3か月ほど前に人気のデートアプリ「Tinder(ティンダー)」でウェイン・カーと名乗る男性と知り合った。
メールで互いに1週間ほどやりとりした後、初デートをすることになり、2人は地元のコーヒーチェーン店「COSTA(コスタ)」で待ち合わせた。初対面で会話が順調に進んだ2人は車でパブへ移動し、そこで食事をともにした。
しかしキンバリーさんは「この男性とはうまくいかないな」と思ったという。というのも、ウェインは初めて会ったばかりのキンバリーさんに「整形する気はあるのか」「買い物に行くならあの店がいい」などといったおせっかいな指示を出し、更にパブでキンバリーさんが支払いを申し出ると、ウェインは自分の口座残高をスマホで見せて「自分が払う」と居丈高に言い放ったのだ。
「ハロー、キンバリー。初デートからしばらくになるけど、なぜ僕がすぐメッセージをしなかったのかを説明させて。本当なら僕たちのデートはもっと楽しいものになるはずだったんだ。でもそうならなかった。
そこにはキンバリーさんの容姿や性格を、ことごとく侮辱した15のリストが綴られていた。
「君はもう少し痩せた方が魅力的だよ。1ストーン(6.5kg)かそれぐらい減量すればいい。」
「君の顔は青白いね。日焼けを好まないのはわかるけど、多少のフェイクタンなら無害だよ。」
「結構胸が大きいんだから、もっと谷間を見せた方がいい。」
「もっと体型にあった服を着るべきだ。君がもう少しおしゃれだったら、一緒にいても恥ずかしくないんだけどな。」
「普通の髪の色に染めてエクステをつけるといい。
「ナチュラルさを大切にして、メイクを止めるべき。それなりにきちんとした感じに見えるようにしていればいい。でも自分を作り過ぎないようにすること。」
「唇が垂れ下がってるように見えるから、リップフィラーをしたら? 整形したら後悔しそうなんて君は言ってたけど、フィラーを入れるとセクシーに見えるよ。」
一度しか会ってない相手にここまでのメッセージを送るウェインの神経を疑いながらも、キンバリーさんは容姿を酷評するその内容に激しく傷つけられた。しかしウェインの暴走は止まらない。
「もっと自分に自信を持たなきゃ。自信のある女性はセクシーだから!」
「君は慎み深い人で、物事に慎重になるタイプなのかもしれないけど、初デートでキスもなかったよね。
「食事にサラダを注文していたけど、同時にカロリーゼロじゃないコークを頼んでただろ。君はスタイルからして、そんなにカロリーを必要とすべきじゃないよね。」
そしてウェインは、次の5つでリストを締めくくっていた。
「君は過去のことをペラペラとしゃべり過ぎだ。僕は君がどういう人生を送って来たか、君の過去がどうだったのかなんて興味ないよ。」
「僕のジョークに一度も笑わなかったよね。もっとユーモア精神を持ったらどう?」
「ちょっとお高くとまりすぎだよ。
「食事の後の支払いの時、自分が払うって言ってきたけど、僕はプライドを台無しにされたよ。口座残高を見せた後でも、君は僕がじゅうぶんな金を持ってないと思ったんだろう。」
「君は僕を一度も誉めなかった。」
しかもウェインは、「もし君がこの15の項目全てを受け入れて変われるなら、次のデートを考えてあげてもいいよ。1か月の猶予をあげる。君が変わったかどうか知るためにまた連絡するよ。じゃ、良い一日を!」と最後に綴っていたという。
実に一方的で、究極に身勝手なこのメッセージを見たキンバリーさんは、大きな衝撃を受けると同時に悔しさでいっぱいになり、自信を完全に失ってしまった。
このニュースを知った人からは、「なにその男。サイコっぽくて気持ち悪い!」「さんざん侮辱しておいて、その後に『もっと自信を持て』ですって!? ふざけるな!!」「そんな性格だからこそ、ずっとデート相手を探し続けて彼女が見つからないんじゃないの」「ものすごく『俺様』な奴だな。エゴの塊もいいところ」「3か月後にメールする意味がわからない」「こういうデートアプリには、本当にいろんな奴がいるからね…」「本名晒して注意喚起してもらわないと」といった声があがっている。
画像は『LADbible 2019年3月8日付「Man Leaves Woman Brutal List Of Tips Three Months After First Date」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)