事故があったのは午後5時半頃。通報を受けた消防隊員らが駆けつけた時には、住宅全体が炎に包まれていた。火はおよそ1時間後に消し止められたが、2階からこの家に住む男性(36歳)とその妻(32歳)、そして生後8か月の長男の遺体が見つかった。この家は三世帯で暮らしていたが、祖父母は旅行に出かけていたため難を逃れた。
近隣住民は「“ドーン”と大きな音の後ガラスが割れる音がして、空襲のようだった」と話している。
消防局によれば、事故があった家の窓や壁が外側に向かって倒れていることから、ガス爆発で間違いないという。1階で爆発が発生し、2階部分へ燃え広がったようだ。また、台所のガスコンロにインスタント麺が入った鍋があったことから、吹きこぼれでガス漏れを起こし、それが引火したのではないかと見られている。
当時、家の中には一般家庭用のプロパンガスボンベ16kgが4本、5kgのボンベが1本あった。
画像は『TVBS新聞網 2019年3月10日付「只是煮泡麵開燈! 竟釀宜蘭氣爆害3命」(圖/TVBS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)