ブラジル・サンパウロ州出身で幼少期からサッカーで注目されてきたネイマール選手(Neymar、28)が、同州のサントスFCでプレーしていた頃の動画が今月22日、Twitterに投稿され注目を集めている。動画は若きネイマール選手とがんの少年とのやり取りを捉えたもので、日本時間30日で再生回数が900万回を超えた。


“ネイマール”ことネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニアは、2013年にFCバルセロナに加入し、その後史上最高額2億2200万ユーロ(当時約290億円)でパリ・サンジェルマン(PSG)に電撃移籍したサッカー選手だ。ピッチ内外での言動が非難されることも多く、過去には「サッカーをやめたいと考えたこともあった」と明かしていたが、その華麗なテクニックは世界最高レベル。ブラジルが生んだスーパースターと言っても過言ではないだろう。

そんなネイマール選手とがんを患う少年とのやりとりを捉えた動画が今月22日、Twitterアカウント「Neymar News」に投稿され、日本時間30日時点で再生回数が900万回を超えた。

動画は試合前の控室と思われ、丸坊主の少年がベンチに座るネイマール選手に「もしゴールを決めたら、このダンスを踊ってくれる?」と語りかけ、右手と左手を交互に動かす独特のダンスを見せる。

すると笑顔のネイマール選手が「それを踊るよ。
約束だぞ」と、拳と拳を突き合わせるフィスト・バンプで応える。

この動画に登場するネイマール選手は若く、少年がサンパウロ州のサントスFCのユニフォームを着ていることから、2013年のFCバルセロナ加入前のようだ。

その後、画面は試合中の映像に切り替わり、背番号11を付けたネイマール選手が左足でゴールを決める。するとネイマール選手は早速、少年と約束したダンスを披露。これにチームメイトが加わり5人が喜びを身体全体で表現した。


ちなみにこの動画には10万件以上のリツイートがあり、ポジティブなものが多い。
そのいくつかを紹介しよう。

「メディアはネイマールを自己中心的なモンスターと報道したがるけど、それは真実じゃないね。ファンへの心遣い、愛はサッカー選手の中でも最高レベル。ポジティブな面がたくさんあるんだ。」
「サッカーは勝ち負けだけじゃない。」
「これは美しいシーン。」
「涙が出てきた。」
「温かい愛を感じる。」
「派手な私生活ばかり注目されるけど、こういう面をもっと取り上げて欲しい。」
「好青年じゃないか! ファンを大切にする人だよ。」
「この男の子は今、何歳になったのだろう。これを見てるといいな。」
「今後のプレーを楽しみにしているよ!」



画像1、2枚目は『Neymar News 2021年1月22日付Twitter「Little boy: “If you score a goal can you do this dance?”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)