カメラ 目視 Wi-Fiの3つで人数計測、さいたま新都心 北...の画像はこちら >>

JR東日本、日本電気(NEC)、国際航業、サーベイリサーチセンターは、さいたまスーパーアリーナ周辺エリアから最寄り駅のさいたま新都心駅・北与野駅や街を通行する人たちを、カメラ映像、Wi-Fiアクセスポイント、計測員による目視の3つの方法で人数計測する。

今回の計測をふまえ、今後の駅周辺の混雑緩和を検討していく。

計測は12月14~15日、7:00~20:00 に行う。

担当領域は、JR東日本がフィールド提供、日本電気(NEC)がカメラ映像を解析した人流量の推定、国際航業が Wi-Fi アクセスポイントで検知した端末で人数計測、サーベイリサーチセンターが計測員による目視での人数計測を担当。

同実証実験は JR東日本単独では解決が難しい社会課題や、次代の公共交通について、交通事業者と各種の国内外企業、大学・研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーションによりモビリティ変革を実現する場として2017年に設立された「モビリティ変革コンソーシアム」の取り組みのひとつ。

カメラ映像を解析した人流量の推定は、カメラで撮影した映像からユーザの人数の推定データを生成。カメラで撮影した映像は、ユーザの人数の推定データの生成後に破棄されるため、ユーザ個人を特定可能な情報は保存されない。

Wi-Fi アクセスポイントにて検知した端末による人数計測は、ユーザのスマートフォンなどの端末から発せられる Wi-Fi 信号を受信することでスマートフォンの台数をカウント。

ここから実際の通行者数を推計する。

信号に含まれる端末識別情報(MACアドレス)は、もとの情報に復元できない不可逆変換を行い、MACアドレスが特定できない情報に変換して収集する。

また、MACアドレスは名前・電話番号・メールアドレスなど個人情報が含まれないうえ、MACアドレスは不可逆変換後に破棄するため、保存されない。

計測員による目視での人数計測に個人情報は含まれない。

カメラ 目視 Wi-Fiの3つで人数計測、さいたま新都心 北与野 で混雑状況をスケーリング実証実験