復活のシーズンへ! メッシ&ロナウドからバロンドール奪った男...の画像はこちら >>

レアルのモドリッチ photo/Getty Images

休養が無かった一昨季からの1年間

ちょうど今から1年前、ロシアワールドカップの決勝が行われた。カードはフランス代表VS大躍進を遂げたクロアチア代表だ。

クロアチア代表のキーマンといえばレアル・マドリード所属のMFルカ・モドリッチであり、モドリッチはワールドカップ準優勝ながらその年のバロンドールを受賞した。

モドリッチにとって特別な1年となったわけだが、同時に忙しすぎた1年でもあった。モドリッチはレアルの一員として2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝も戦っており、リヴァプールを破って大会3連覇を成し遂げた。このゲームが行われたのが5月26日のことで、その約1週間後にはロシアワールドカップへ向けた調整でブラジル代表との親善試合を戦っている。

ワールドカップ決勝が終わったあと、モドリッチは8月8日という早い段階でレアルに合流。1週間後にアトレティコ・マドリードとのUEFAスーパーカップが控えていたからだ。
モドリッチはこのゲームに途中出場しており、何ともハードな1年だった。

ベテランのモドリッチには確実に疲労が溜まっていたはずで、その影響もあってか昨季はチームとともに少しばかり評価を落とすことになってしまった。スペイン『MARCA』はそんな失望のシーズンからの復活を遂げるべく、モドリッチが今夏のプレシーズンを重要視していると伝えている。今夏にしっかりと休養を取り、今季は再びレアルでタイトルを獲得すべくフル稼働する考えなのだろう。

昨年はバロンドールを受賞したが、今年はバロンドール候補に推す声はほとんどない。チームの成績が苦しいものとなったのはもちろん、モドリッチにとっても昨季は悔しいシーズンとなってしまった。
モドリッチは9月9日に34歳を迎えるが、再び最高の1年とできるだろうか。

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