世界中のサッカーファンから尊敬の眼差しを向けられるペレ氏だが…… photo/Getty Images
現代最高級の2人と比較
“サッカーの王様”と言われれば、多くの人が元ブラジル代表のペレ氏を思い浮かべることだろう。17歳でW杯史上最年少得点を記録し、そのキャリアで3度ブラジル代表を世界王者に導いたレジェンドは世界中の多くのサッカー好きが崇める存在だ。
そんなペレ氏のキャリア通算得点はFIFAの公式記録上は767ゴールとなっているが、1281ゴールとの説もある。いずれにせよ途方も無い数字だ。この記録から、“史上最高のサッカー選手”と呼ばれることも多い同氏。しかし、かつてチェルシーなどで活躍したジェイソン・カンディ氏はこのペレ崇拝に疑問を感じているようだ。英『talkSPORT』に対して、同氏は自身の考えを次のように述べている。
「私はペレが史上最高のサッカー選手だとは思わない。
C・ロナウドとメッシが同じ環境でプレイすれば、ペレ氏超えは可能とカンディ氏は主張している。「〇〇を同じ時代でプレイさせれば~」との意見は少々ナンセンスなようにも思えるが、言わんとすることは多くの人が理解できることだろう。
だが、絶対的な得点数が少ないからといってC・ロナウドやメッシがペレより劣っていると主張する人はごく一部だろう。3名ともサッカー界で偉大な功績を残した素晴らしい選手であることに疑いの余地はない。
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