ミランで未だ無失点の“お兄さん” 2番手GK狙うべきもう1人...の画像はこちら >>

ミランのドンナルンマ兄弟 photo/Getty Images

伊メディアも実力を評価

15日にコッパ・イタリア5回戦でSPALと対戦したミランは、GKをドンナルンマが務めた。ドンナルンマと言っても、今回は弟のジャンルイジの方ではなくお兄さんのアントニオ・ドンナルンマの方だ。



弟のジャンルイジ・ドンナルンマは次世代のワールドクラスGKとして大きな注目を集めるが、29歳のアントニオの方はミランで3試合にしか出場していない。兄弟で差がついてしまっているが、アントニオの方も過小評価することはできない。

SPAL戦でアントニオは3-0の勝利に貢献しているのだが、実はまだミランのトップチームで失点したことがないのだ。今回のSPAL、2018年2月のヨーロッパリーグ・ルドゴレツ戦、2017年12月のコッパ・イタリア準々決勝・インテル戦と、アントニオが出場した3試合は全て無失点だ。

しかもインテル戦は延長までもつれて120分間戦っており、合わせるとアントニオはミランのトップチームで300分間無失点ということになる。

伊『Calciomercato』はインテル相手にもクリーンシートを達成しているのは見逃せない功績と捉えており、弟ジャンルイジ・ドンナルンマのバックアッパーとなる2番手は兄・アントニオに任せてもいいのではないかとの考えを示している。


これまではペペ・レイナが2番手の立ち位置だったが、今冬にミランはレイナをアストン・ヴィラにレンタルで放出。代わりにボーンマスからGKアスミール・ベゴビッチを加えているのだが、アントニオの奮闘を考えれば1番手と2番手をドンナルンマ兄弟に任せるのも1つの手かもしれない。常に称賛されるのは弟の方だが、兄・アントニオのことも忘れるべきではない。

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