ベルギー代表のアザールとデ・ブライネ photo/Getty Images
EURO2020でも大暴れに期待
今夏に開催されるEURO2020において、優勝候補の一角に挙げられているのがベルギー代表だ。攻守両面でタレントが揃っているチームなのはもちろんだが、何よりの強みは世界屈指のチャンスメイカーが2人も揃っているところにある。
レアル・マドリードFWエデン・アザール、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネだ。2人は2018ロシアワールドカップでもチームの3位に貢献しており、ベルギー黄金世代の中でも群を抜く才能の持ち主だ。
特にデ・ブライネは今季好調を維持していて、19日に行われたウェストハム戦でも1得点1アシストを記録。これで今季リーグ戦のアシスト数は16となり、昨季アザールがチェルシーで記録したリーグ戦15アシストを2月時点で超えてくることになった。
米『Bleacher Report』もこれを取り上げているが、今季のデ・ブライネには2002-03シーズンにアーセナルFWティエリ・アンリが記録したプレミアリーグ20アシストの数字を塗り替えるチャンスがある。このペースならば、20アシストを超えてくることも不可能ではない。
SNS上でもデ・ブライネとアザールを絶賛する意見が出ている。コンディションが整っていれば、彼らはEURO2020において驚異のデュオになる。しかも今季はインテルでベルギー代表FWロメル・ルカクも好調を維持しており、その前線は手がつけられない。
「ベルギーが誇る2人の魔術師だ」
「デ・ブライネはベルギーのアシストキング」
「EURO2020を見るのが楽しみだ」
そんな意見とともに、昨季オリヴィエ・ジルーやアルバロ・モラタ、ゴンサロ・イグアインら調子が上がらぬFWたちを上手く活かしながら15本ものアシストを決めたアザールの方がデ・ブライネより凄いといった声も出ている。
マンCにはセルヒオ・アグエロ、ガブリエウ・ジェズスら一線級のストライカーが揃っており、チーム状態も良い。単純にデ・ブライネがアザールを超えたと評価するのは難しそうだ。
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