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江戸時代の人の名が星空にあった!?

 江戸時代の人の名がつけられた星があるのをご存知だろうか。その名は小惑星「国友一貫斎」。1999年2月25日滋賀県犬上郡多賀町の天究館で火星と木星の間で発見されたもの。「国友一貫斎」とは、知る人ぞ知る日本の天文学の草分け的存在で、江戸時代後期に活躍した長浜の鉄砲鍛冶。

 彼が凄いのは1833年に自分で望遠鏡を作ってしまったこと。「一貫斎の望遠鏡は同時代のオランダ製のものよりもや付が少なく星が倍大きく観測できる」と当時の幕府天文方、間重新が記録に残している。彼の残した月面の図にはクレーターの凸凹や影が驚くほど正確に記されている。

 一貫斎は、1835年に15ヶ月にわたり太陽の黒点観測をも行っている。世界で初めて太陽の黒点観測をし、その周期を見出したのはドイツのシュワーベルだが、彼の記録と比較しても一貫斎の記録が非常に正確だったことが分かっている。シュワーベルの黒点観測は1826年から1843年。一貫斎が望遠鏡作りの構想をもったのは1820年といわれているが、この時、彼は本職の鉄砲鍛冶の仕事が忙しく、10年間望遠鏡を作ることができなかったのだ。もし、10年早く望遠鏡を作っていたら……世界で初めて黒点観測に成功したのは日本人だったかも。それにしても鎖国時代にここまでのことをやるとは、恐るべし江戸時代のニッポン人。(こや)

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