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金魚鉢からスタート 博多名物・明太子

ごはん好きにはたまらないおかずの一品が「明太子」。明太子は博多名物というのは多くの人が知るところ。もともと地元で食べられていた郷土料理かと勘違いしてしまいそうなほど代表的な味となっているが、実は「明太子」にはちゃんと生みの親がいるのだ。

その生みの親とは福岡「ふくや」の創業者・川原俊夫氏。

戦前に住んでいた韓国・釜山で毎日のように食べていたキムチとタラコのお惣菜の味を日本で再現したいと思ったのがきっかけだった。川原さんは奥さんの千鶴子さんと自分達の舌をたよりに「明太子」の味を作り上げた。
昭和24年1月10日のことだった。

販売当時は、しゃれたガラスケースもなく、明太子を入れる陳列するものとして思いついたのが何と「金魚鉢」。

これをきれいに洗ってケースとして使ったのだそうだ。卵や缶詰など商品の間にある金魚鉢の中の明太子は今までに誰も見たことのないもの。「それは何ね」と聞くお客さんに一人づつ、少しづつ売っていったのだという。

売り始めて10年はほとんど売れず、近所の学校の先生が弁当のおかずとして買ってくれた程度。そんな状態でも川原さん夫婦は決してあきらめなかった。

しかし、その後これが先生方や博多に出張していたサラリーマンなどの口コミによって全国に広がり爆発的に売れるようになる。川原さんは明太子の特許を申請せずに製造法を公開。明太子を作りたいという人には丁寧にその製造法を教えた。これによってたくさんの店ができ、博多を代表する味として全国で親しまれるように。

現在、博多には明太子を作る業者が150社ほどあり総売上高も1,000億以上とか。ちなみに韓国語ではスケトウダラのことを「ミヨンテ」と言い漢字で「明太」と書く。その卵であるタラコは明太子でミヨンテコ。日本では味をつけて加工したものを「明太子=メンタイコ」、「辛子明太子」と呼んでいるのでとちょっとややこしい。ふくやでは“味の明太子”と言っている。(こや)

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