教科書でおなじみ、あの重要文化財が携帯ストラップに!
東京国立博物館のはにわのぬいぐるみ、岡本太郎記念館のミニチュア版「太陽の塔」など、あれこれ趣向を凝らしたミュージアムグッズが人気を集めているが、またひとつ「ムムム」と唸る逸品を発見!

写真のストラップについているのは、身の半分がそがれた「鮭」。なんとこれ、近代絵画のパイオニア、高橋由一の代表作『鮭』をモチーフにしたものなのだ(まだピンと来ていない人も、学生時代の美術の教科書を開けば思い出すはず)。
絵を所蔵する東京藝術大学大学美術館のオリジナルグッズとして作られたもので、ストラップのほかにキーホルダー、ペンダントなどもある。

「名画をストラップに」という発想はごく普通だが、それにこの「鮭」とはナイスキャスティング! もとの絵のシンプルな構図はくずさず、しかも鮭の口と金具とのつながりぐあいも妙にリアルで、なにより絵画の生々しさを殺さぬ精巧なつくりが素晴らしい。さすが芸大!?

ちなみにこの美術館では6月20日まで「再考:近代日本の絵画 美意識の形成と展開」展が開催されていて、ホンモノの絵画の『鮭』も一般公開されている。名画とストラップ、両方の『鮭』を堪能するチャンスだ。(矢部智子/アンテナ)
編集部おすすめ