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廃駅でスローな一日を

廃線跡というと、一昔前までは、ぼろぼろの駅舎が残り、崩れかけたホームや、さび付いた線路、というどちらかというと「おどろおどろしい廃墟」の印象があったのですが。

今は各種書籍も数多く出ていますし、関連のWEBサイトもたくさんあります。地元もそれを知ってか、綺麗に整備するようになり、むしろハイキングやサイクリングなどの健康的なイメージと結びついています。

もちろんそのほうが(元)駅にとっても、地元にとっても良いことだと思いますし、そうして活用されている廃線跡は、愛されているなあ、と思います。

その一方で、誰も近寄らず、寂れていく一方の廃駅舎などに強く惹かれる自分もいるのです。
数は多くありませんが、全国的に見れば、まだいくつかそうした建物は残されていて、そこに重い歴史を感じることがあります。

切符は、その駅から先への招待状です。どんな思いを抱えて出かけたのでしょう。どんな会話が駅員とお客の間で交わされたのでしょう。切符にパチンとはさみを入れた瞬間。そのお客はどこに向けて、歩み始めたのでしょう。埃のつもった切符売り場の痕跡を見ていると、そんなイメージが浮かび、動き始めます。

今のようにスマートではない、まさに「汽車」に乗り込んだ人々。ざわめきは今、頭の中にしか聞こえていません。セピア色に変色した写真で、その駅が繁栄した時代を見たことがあったとしたら、ぜひ、今のイメージと重ね合わせて、色を付け加えてあげてください。
昔だって、今と同じように、色はあったんです。鮮やかな、それはそれは鮮やかな、色が。
線路の無いホームに立って、来ない列車を待ってみます。想像しだいで、あなたも未来へと走る列車に乗り込むことができるかもしれません。

現代の人たち、みんな忙しすぎるよね。スローライフ、スローライフ。ゆっくり時空に思いをはせる場所として、駅の跡は、いかが? (谷和原のぞみ/お気楽ステーション

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