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銀座で見かける「二世」の謎

銀座を歩いていて、「銀座の柳二世」という札の立っている柳の木を見かけることがある。二世って何だ。一世はどこに。と疑問が湧いてきたので調べてみることに。

話は一気にさかのぼって明治時代。街づくりの一環として銀座通りに桜・松・楓の街路樹を植えることになったが、元々埋立地であった銀座の土は水気が多く、どれも根腐れをおこしてしまう。そこで急遽選ばれたのが水気に強い「柳」だったという。

その後、道路拡張によって撤去されたり、東京大空襲で焼失してしまったりしながらも、その度に植えなおされ、銀座の名物となった柳(当時の流行歌にも歌われた)だったが、昭和43年、やはり大規模な道路工事にともなってついに姿を消してしまう。

それから16年後のある日。撤去された銀座の柳が実は日野市に移植されており、しかもそのほとんどが枯れ、3本しか残っていないということを偶然知って、いてもたってもいられなくなったのが勝又康雄さん。勝又さんは早速50本の枝を譲り受け、町会仲間の椎葉一二さん(故人)と共に、挿し木にして自宅の庭で育てた。苦心の末に成長した柳は、銀座の十数ヶ所に植えられ…なんだかプロジェクトXみたいな感じだ!

なるほど、私が見かけた「銀座の柳二世」はそうやって育てられたものだったのだ。銀座の柳の歴史を詳しく知りたい方は勝又康雄さんの著書「銀座の柳物語」をぜひ読んでいただきたい。ちなみに銀座の柳は三世・四世…とさらに増やされ、日本各地に寄贈されたりもしているとのこと。あなたの街の柳もひょっとして…?(スズキナオ)

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2004年11月28日のコネタ記事

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