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もはや極私的趣味を越えた!? 「カミロボ」の世界

もはや極私的趣味を越えた!? 「カミロボ」の世界
少し前からホビー誌などで取り上げられ、静かなブームとなっていた「カミロボ」。取材中に、渋谷パルコで「カミロボエキスポ2005」が始まり、『SPA!』をはじめ、あちこちの媒体で紹介されるなど、もはや「静かなブーム」の域を越えた感もある。そんな「カミロボ」作者で造型師の安居智博さんから、メールでの丁寧なご回答をいただいた。彼の人柄がにじみでる原文ママでご紹介したい。

――ズバリ、「カミロボ」とは何ですか?
「紙で作ったロボット、でカミロボです。ボール紙と針金で作った手作りのロボットです」

――現在、カミロボのキャラクターは全部でどのくらいいるのですか?
「現役が120〜130、いろんな理由でプロレスをしていないものまで入れると200、それ以前の紙製のロボット、乗りものまで入れると400、です」

――「カミロボ」を始めたのはいつからですか? 
「小学2年生の頃から作りはじめ、5年生頃からプロレスの世界観で遊ぶようになりました。さすがに中学、高校時代は卒業していたのですが、高校卒業後に復活、33歳の今に至ります。そもそも人に見せるつもりもなく、発表するようなものではないと思っていました」

――なぜ「紙」で作ろうと思いついたのですか? そのきっかけは?
「きっかけとしてはそんな特別な事ではないと思うのですが、 あえて言葉にすると、子供にとって加工が楽だったのと、タダで遊べたから、ということになるでしょうか。その後、遊んでるうちに素材として紙がしっくり来ると思うようになりました」

――「紙」だからできること、そのメリットはどんなところにありますか?
「紙製ならではのゆがむ感じ、融通が効く感じが、プロレスの試合を再現する上でしっくりきました。あと、作ったばかりの新人は動きが硬く、10年くらいのメインイベンターは滑らかに動く。そしてベテランになると修理をしても当りが弱く、体力が落ちていく。そういう人の一生みたいな経年変化を感じる所に面白さを感じています。真顔でしゃべるような話ではないのですが」

――今後の展開は?
「そもそもの成り立ちが成り立ちなので、ぼくとしては遊びの延長として楽しめる事、好奇心を感じる事をやって行こうと思っています。遊びですから」

一つ一つが真面目で、イイ人な回答ばかり。極私的な遊びがブームになってしまって、どんな思いでいるのだろう?と思っていたけれど、周りのあおりやブームに流されず、じっくり遊んでいる人なのでした。(田幸和歌子)

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