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下町の商店街が突然アートに?

昨年の夏、商店街に個性的なかかしが並ぶ「かかしコンクール」で私に感動を与えてくれた深川資料館通り商店街の春の恒例イベント「花みずき 街角誰でもアーティスト」が始まった。第5回を迎えるこのイベント、プロアマ問わず自由な発想の芸術作品を募集し、それを商店街をギャラリーにして展示するという主旨のもの。

数箇所で配布されているマップを手に商店街を歩いてみる。深川資料館通り商店街の名前の由来である「深川江戸資料館」入り口には小川恵美さんの「トントントン なんの音?」と題されたオブジェが。陶器の豚の口に備え付けの玉を投げ入れると、トントンと中を転がる音がして玉が下から転がり出てくる仕掛け。小さな女の子が母親と一緒に遊んでいた。

その他、善徳寺というお寺の境内には三宅光春さんの「意思」という作品、中華料理店・三福の店内には冨井大裕さんの「ゴールドフィンガー」という作品、というように、商店街のあちこちに作品が置かれている。商店街各店の軒先にはそのお店の売り物(牛乳屋さんなら牛乳瓶とか)で作ったオブジェが飾られていたりして、じっくり歩けば次々に発見がある。

このイベントを企画されたあづま屋文具店のご主人によれば「かかしは店の前に置いてたけど、こっちはお店の中にも作品があるからね。見に来た人が店の中に入って、商店街に少しでも親しんでくれれば」とのこと。そのために「アート」という発想がなんともカッコいい。このコンセプトを商店街の各店の方々に理解してもらうのになかなか苦労されたようだったが、第5回を迎えてその規模は徐々に大きくなりつつあるそうだ。

作品を探しながら商店街を歩いていると、店先に置かれた子供用の遊具、道に置かれた出前のオカモチ、犬、など、色々なものを作品と勘違いしてじっと見てしまう。アートと日常の境界線が曖昧になって頭の中がぐらんと揺れる感覚。目に見える風景すべてが魅力的に映り出すようなそんな不思議な感覚こそがこの「花みずき 街角誰でもアーティスト」の醍醐味だと私は思う。会期は4月29日まででもちろん無料、本当におすすめです!

深川資料館通り商店街へは、東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」が便利。その他詳細は下のリンクで!(スズキナオ)

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