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幅1.6メートルの電車があった

私たちが普段、通勤や通学で使っている電車。あれ、幅どのくらいだと思います?
たとえば今山手線などで活躍している通勤電車だと、2950mm。車両の種類によって、幅はありますけれど、3メートル弱くらいですね。それに加えて、居住性をよくするための工夫が用いられていて、ラッシュアワーなどは別として、車内を特別に狭いと感じることは無いのではないかな?

ところが、昔はそうじゃなかったのですね。線路の幅も、今の標準より狭い線がたくさんあったり(軽便鉄道と呼ばれました)、さまざまな制約があって、車両の幅を広く出来なかったり。
その中でも、キングオブ狭い電車が、岩手県を走っていました。
以前からね、話は聞いていたのです。ほっそいんだよー。狭いんだよー。馬の顔みたいなんだよー。って。
うずうず。それは是非みてみたい。でも、廃線になって何年も経ちますので、もうみることはかなわないのかなあと思っていましたら。
現在も当時の電車が、たった一両だけ残り、展示、保存されているそうではありませんか。では、さっそくとカメラを片手に現場に向かいました。場所は岩手県の花巻市です。
あー、ここだここだ。えっと、電車は……。

!! こ、これは、凄い。ちょっと、いや、かなり衝撃的な姿です。
最大幅1.6メートル。私が両手を広げたら、抱えられてしまいます。ボディの幅もあるから、実際内部は1.3メートル程度。それでもロングシートが並行に設置してあって、向き合って座ったら、確実にヒザがついてしまいます。定員は50人。座って28人、立って22人。っていうか、どこに立つの!?
狭いところが苦手な人には、かなりクラクラくるようなお話です。

この電車が走っていたのは、岩手県花巻市にあった花巻電鉄。花巻温泉郷と当時国鉄の花巻駅との間を結んでいましたが、もう廃線になって30年以上が経っています。途中県道上を走る路面区間があって、どうしても1.6メートルに収めなければならないという事情があったそうなのですが、それにしても……。

写真を撮っていたのは、他の取材の都合上、かなり早朝だったのですが、お散歩をされていたご近所の方と思われるご夫人に、「写真を撮りに来てくれて、ありがとう」と言われました。そんなことを言われたのは、はじめてで、ほんとうに大事にされているんだなあ、と実感したのでした。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

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2005年7月12日のコネタ記事

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