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米でやたら見かける「卵子・精子求む」広告、実態は?

米でやたら見かける「卵子・精子求む」広告、実態は?
「$5000(56万円)からの報酬あり!健康な女性の卵子求む!」
「健康な男性の精子求む!報酬$300〜(3万3千円)」
これらのキャッチフレーズはアメリカの新聞求人広告でよく見かけるものだ。

「やってみようかな」なんていう気にならなくもない。
「新薬開発につきモルモットになってくれる人募集」や「血液買います」なんていう恐ろしい広告もある中、この卵子募集や精子募集は「赤ちゃん」という前提と子供に恵まれない夫婦を助けるというボランティア的要素が含まれている上、報酬も貰えるのでやってみたいと思えるのかもしれないが、実際の応募の数やその後の審査はどうなのだろう?

東大医学部卒で体外受精の世界的権威、医学博士で米国産婦人科不妊症認定医でもある片山晃佑氏が院長を務める片山医院に勤める看護婦・まりこさんにお話を聞いてみた。

「片山医院では日本人の方の卵子や精子を募集していますが、なかなか提供までに行き着く割合が少ないんです。というのは、卵子の場合は提供者自身が注射をして卵子を増やしたり、麻酔手術も加わります。これは卵子・精子提供者ともにですが、性生活を規制されることも多くなってきます。募集をしている年齢枠は18歳〜32歳という、性生活もエンジョイしている年齢ですよね。
そして、病気や遺伝的な質問シートが30ページもあるので、それに確実に答えていただかないといけませんし、身体検査も隅々まで行います。精子は簡単に提供できるとお考えの方が多いんですが、確率的には50人中1人のみが最終的な提供まで行き着くという難関なんですよ」

ずいぶんと厳しい審査があるらしい。

一人の人間の命を育むのだから、どこの誰の卵子でも精子でもオッケーなんていうことはあってはならないはずだが、「アイビーリーグ卒でスポーツもできるブロンド女性の卵子求む!報酬$50000〜(561万円)」なんていうものまであり、不妊カップルを狙った精子や卵子を商売にしている斡旋会社も増えているという。卵子で561万円か〜。(シカゴ/あらた)

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