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まるまどりーむ号の旅

真田氏の居城「上田城」が有名な長野県上田市。おそばが美味しい地域で、風景ものどかで美しく、実はたくさんの映画がココで撮影されて来ました。犬神家の一族とかね。寅さんも来たことあるそうです。

で、その中心上田駅から、郊外の静かな温泉地、別所温泉との間を、可愛らしいローカル線が結んでいます。上田交通別所線。他の多くのローカル線と同様に、乗客が減少し、廃線の噂も幾度となくのぼっているのですが、市をあげての別所線を残そう運動が大変に盛り上がっており、その頑張りの数々を見るにつけ、私も応援したくなります。

鉄道マニアの間では、別所線といえば、丸窓電車がすぐに話題にのぼります。その名の通り、電車の側面、ドアの横にある窓が丸い電車が走っていたのです。製造年はなんと昭和2年。当時としては相当にハイカラなデザインであったことでしょう。製造された翌年に別所線にやってきて、昭和61年まで活躍しました。

周辺住人や観光客に愛された丸窓電車は、本当はまだ走れたのです。でも、様々な理由から、別所線の電圧を変更することになり、残念ながら引退することになりました。今でも終点の別所温泉駅に保存されていますので、目にすることができます。

引退してから、もう随分月日が経ちましたが、それでも別所線といえば、丸窓電車という人は多く、なんとかその人気を集客に使えないだろうか、と考えたことでしょう。
そこで、現在走っている新しい電車を、丸窓電車に変装させることにしました。塗装を似せて、窓をカッティングシートで丸くしてあげる……。こうして、再び別所線に丸窓電車が走ることとなりました。愛称は「まるまどりーむ号」。ちょっぴり脱力ネーミングなところも愛らしいです。

私はこのローカル線が好きで、結構乗っていますし、全部の駅の写真も撮ったりしました。舞田駅や、中塩田駅など、骨董駅としても逸品です。
新幹線でびゅーっと上田まで出かけて、ふらりとお蕎麦でも食べて町を散策したら、別所線に乗って温泉に入りに行きましょう。別所温泉は、信州の鎌倉とも呼ばれ、落ち着いていて美しい町です。

あ、別所線の全部の電車がまるまどりーむ号なわけではありません。乗りたい場合は、公式サイトなどにて時刻を確認してくださいね。
窓が円形ってだけなのに、見える風景もきっと違って感じるよ。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)

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